不安説を一蹴した早田ひな SNSすら遮断した初陣白星への数日間「焦ってはいけない」【世界卓球】
ファンから不安の声も…痛いところは「筋肉痛くらい」と笑顔
9月は大忙しだった。第2回パリ五輪選考会を戦い、Tリーグ開幕戦でも勝利に貢献。カザフスタンに遠征し、試合が続いた。十分な調整期間につくるためベンチスタートとなったが、ファンからは「痩せた」と故障への心配や不安の声も。しかし、本人は「最近、食べても食べても消費しちゃって(笑)。心配しなくて大丈夫」と強調。初めから第3戦を見据えて調整していたという。
【注目】育成とその先の未来へ 野球少年・少女、保護者や指導者が知りたい現場の今を発信、野球育成解決サイト「First Pitch」はこちら
痛いところは「筋肉痛くらい」と笑う。ホテルでは油の多い中華料理の中でも、「辛いものは好きなんですけど、食べちゃったら一発で終わっちゃうタイプなんで」と胃に負担の掛からない温野菜を中心にピックアップ。前日からは同行している母の手料理でうどん、おにぎりなど日本食中心の生活に切り替えた。
「あとは全農(全国農協食品株式会社)さんから干し芋とかを提供もしてもらっています。夜の試合で夕飯の時間がないので、時間も計算しながら食べていますね」
3大会連続銀メダルから51年ぶりの金メダルを目指す今大会。4日は同52位ウズベキスタンと対戦する。「自分自身の卓球ができるように頑張ります」。同い年の伊藤と軸を形成する22歳。世界一への挑戦が幕を開けた。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)