フィリピンにもいた大谷翔平のファン 野球が盛んじゃない東南アジアから愛を贈る理由
フィリピンの野球ファンは「みんな、オオタニを愛している」
大谷に何かメッセージを伝えられるとするなら――。そんな質問を投げかけると、サブンダヨさんからはただ一つの願いが返ってきた。
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「どうか怪我しないでください。ステイ・ヘルシーで(いつも健康で)お願いします。素晴らしい成績を残すことは分かっていますので、それについて私が何か言うことはありません。だから、健康でいてくれればそれで良いのです。
フィリピンの野球ファンはみんな、あなたを愛しています。ツイッター上でフィリピン人の野球ファンとお話する機会があります。みんな、あなたのビッグファンです。応援しています」
国籍は違えど、同じアジア人が米国でスターになっている。その事実について、サブンダヨさんは「本当に嬉しいです」と笑った。
「私は日本人ではありませんが、誇らしい気持ちです。多くの人が彼の二刀流としての活躍を疑っていたと思います。不可能と言っていたでしょう。しかし、みんなが間違っていたことを彼は証明したのです。諦めなかったんです」
日米に巻き起こした“大谷旋風”。その波は野球が決して盛んではない、東南アジアの女性ファンにまで、確かに伝わっている。
(THE ANSWER編集部・和田 秀太郎 / Shutaro Wada)