宇野昌磨のおかげで人生が変わった台湾女性 銅メダルに映る“4つの表情”を描いた想い
描いた銅メダルは「この4年間の美しい終わりであり、次の旅の始まりです」
描いた作品は、宇野が胸に提げた銅メダルがモチーフ。
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「2018年平昌五輪から北京五輪までの4年間で、宇野選手はスケート人生で大きな浮き沈みを経験してきました。この銅メダルの意味は、過去4年間の浮き沈みを凝縮していると思います。
これは、この4年間の美しい終わりであり、次の旅の始まりです。宇野選手がいつまでスケートを続けるかはわかりませんが、胸にぶら下がっている銅メダルが将来の栄養になると思います。
だから、このイラストを描きました」
メダルに映るのは4人の宇野。メダルを掲げるものもあれば、悔しそうに頭を抱えるものもある。「このオリンピックの銅メダルは、宇野選手がこの4年間に経験したことの縮図を反映しています」。グラフィックソフトの「SAI」を使って描いた。
2度目の五輪を終えた宇野。しかし、その想いが変わることはない。
「コロナのせいで、一度競技場で見たいと思っていたのは実現しないかもしれません。でも、画面の前で応援していきます! 試合の結果にかかわらず、今後のスケートの幸せと楽しさをお祈りしております。
ゲームの配信とYouTubeを見るのも楽しかったです。宇野選手のおかげで、日本語も学び、たくさんの友達ができ、人生が変わりました。応援できて良かったです。本当に感謝しています」
氷のように美しく、混じり気のない愛は、これからも台湾から注がれていく。
【私がフィギュアスケートを愛する理由】
「フィギュアスケートが強さと美しさを兼ね備えているのが大好きです。 選手たちはみんな、ユニークなスタイルを持っていて、とても面白いと思います。宇野選手が好きだったのでフィギュアスケートも学びました。私が好きなものを見て、学ぶことができることほど良いことはありません」(七二さん)
※「THE ANSWER」では北京五輪で取材に協力いただいた皆さんに「私がフィギュアスケートを愛する理由」を聞き、発信しています。
(THE ANSWER編集部)