羽生結弦「天と地と」に詰まった技術を1枚に表現 「表現する世界観が美しいシーン」
「THE ANSWER」は北京五輪期間中、選手や関係者の知られざるストーリー、競技の専門家解説や意外と知らない知識を紹介し、五輪を新たな“見方”で楽しむ「THE ANSWER的 オリンピックのミカタ」を連日掲載。注目競技の一つ、フィギュアスケートは「フィギュアを好きな人はもっと好きに、フィギュアを知らない人は初めて好きになる17日間」をコンセプトに総力特集し、競技の“今”を伝え、競技の“これから”につなげる。
「THE ANSWER的 オリンピックのミカタ」#31 連載「氷の絵師たちのエール」第4回
「THE ANSWER」は北京五輪期間中、選手や関係者の知られざるストーリー、競技の専門家解説や意外と知らない知識を紹介し、五輪を新たな“見方”で楽しむ「THE ANSWER的 オリンピックのミカタ」を連日掲載。注目競技の一つ、フィギュアスケートは「フィギュアを好きな人はもっと好きに、フィギュアを知らない人は初めて好きになる17日間」をコンセプトに総力特集し、競技の“今”を伝え、競技の“これから”につなげる。
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フィギュアスケート界には競技への愛情を絵に込め、選手を後押しするファンが数多くいる。連載「氷の絵師たちのエール」では、そんなファンたちが描いた作品とともに、今大会に出場するスケーターなどへの想いを紹介し、フィギュア熱を広げていく。第4回は羽生結弦を描いた「ココシャン」さん。
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4回転アクセルへの挑戦が注目される羽生。しかし、その魅力はジャンプばかりじゃない。
フィギュアスケート男子では94年ぶりとなる五輪3連覇がかかる絶対王者。今大会は大会開幕後も姿を現さず、各国のメディアやファンがその動向に注目した。そして、6日に北京入り。男子ショートプログラム(SP)は8日に迫ってきた。羽生は21番滑走に決定している。
そして、10日に行われるフリーで演じる「天と地と」のワンシーンを切り取ったのが「ココシャン」さん。全日本選手権で4回転アクセルに挑戦し、話題を呼んだプログラムだが、描いたのは別の場面だ。
「羽生選手の演技と人柄が大好きでずっと応援しています。『天と地と』のステップシークエンスのシーンを描いたのですが、羽生選手が表現する世界観が美しいお気に入りのシーンです」
羽生の技術が凝縮された場面を表現した。「羽生選手の衣装の背中に雀2匹のデザインがあるので、羽生選手の幸せを導いてくれるようにと雀たちも一緒に描きました」というこだわりも隠されている。
イラスト歴は1年半。羽生のファンアートを描くために始めた。「羽生選手の思い描く最高の演技ができることを祈っています」とエール。「天と地と」で表現されるステップシークエンスは、未来への希望が詰まっている。
【私がフィギュアスケートを愛する理由】
「試合観戦はハラハラドキドキして大きな感動もあるし、アイスショーはアーティストのライブみたいなワクワク感があります。いろんな面で楽しませてくれるフィギュアスケートが大好きです」(ココシャンさん)
※「THE ANSWER」では北京五輪期間中、取材に協力いただいた皆さんに「私がフィギュアスケートを愛する理由」を聞き、発信しています。
(THE ANSWER編集部)