韓国女子フィギュア、キム・ヨナ“後継者争い”が過熱 五輪代表「2枠」の行方は?
16歳イ・ヘインもダイナミックな演技が光る有望株
また、16歳のイ・ヘインはシニアデビュー戦だった今年(21年)3月の世界選手権で総合10位と健闘を見せ、今年1月の韓国選手権で優勝した18歳のキム・イェリムの総合11位を上回った。パク・ヨンジョンと同じくイ・ヘインもまた手足が長いスタイルで、ダイナミックな演技が光る才能豊かな選手と言っていいだろう。
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これら次代の有望株たちが、ついに世界の舞台で活躍し始めた昨今。この韓国女子スケーターたちのほとんどが、韓国フィギュア界のレジェンド、キム・ヨナに憧れてスケートを始めた「ヨナ・キッズ」であり、躍進の背景には「ヨナのようになりたい」という大きな目標を持っているからに違いない。今季もまた、世界の女子フィギュア界はロシア勢が席巻しているが、日本勢とともに韓国勢も奮闘してもらいたいものだ。
(辛 仁夏 / Synn Yinha)