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【月間表彰】GKが選ぶ「凄いGK」第1位、仙台スウォビィクは何が凄いか? 元日本代表が対談で迫る

スウォビィク選手のセカンドシュートへの対応が早い理由とは

――続いてのシーンは、同じ試合の後半の立ち上がりに小泉佳穂選手とユンカー選手のシュートを連続してセーブした場面です。

楢﨑「自陣でボールを失ってしまったので準備する時間が限られていたと思います。しかもシュートブロックに入ったDFの足下を抜けてくるシュートで対応しづらかったのでは?」

スウォビィク「前半を0-0で折り返し、先制点の持つ意味が大きくなっていることは理解していました。この場面は急な展開で難しかったですが、前半立ち上がりと同じように集中力を高めていたからこそ良い反応ができました」

楢﨑「反応速度が速く、ハンドリングも強かった。さらにセカンドアクションも素晴らしくて、一連のプレーのレベルが高いという印象でした。今回選んだセーブはどれもベストセーブですが、そのなかでもあえてベストセーブを選ぶとしたら、このシーンを挙げたいです」

スウォビィク「最初のシュートをキャッチできれば良かったのですが、それができなかったので次のシュートに備えるというところですぐに頭と体を切り替えました。なんとかファーストシュートにもセカンドシュートにも良い反応ができました」

楢﨑「日本では体が大きく且つ素早く動ける選手を見つけるのが難しいという認識ですが、ヨーロッパのGKは日本人以上に大きくても俊敏な動きをできる選手が多くいます。クバ選手がJリーグで実際にこういったプレーを見せてくれることは、日本人の大きな選手にとっても希望や可能性を示していると思います」

――最後は、第22節北海道コンサドーレ札幌戦での86分の場面。チャナティップ選手が振り向きざまに放ったシュートを右手でセーブしました。

楢﨑「このシーンは、シュート地点の距離が近くもなく遠くもなく難しい距離感だったと思います。それなのにダイビングの動作がとても素早かった」

スウォビィク「試合終盤でしたが、1-1という状況で絶対に失点するわけにはいきませんでした。確かに難しいリアクションを求められるシュートでしたが、ギリギリのところでセーブできました」

楢﨑「3つのシーンすべてにおいてセカンドシュートへの動きがとても速かったことにも注目したいです。札幌戦では結果的に相手がオフサイドポジションにいましたが、それでもシュートをしっかりセーブしていましたよね?」

スウォビィク「セカンドシュートへの対応は自分の意識や性格が出ているのかなと。ファーストシュートをキャッチできなくても、最後まで戦い抜くというポリシーを発揮できたと思います。仙台には石野智顕GKコーチという素晴らしい指導者がいます。彼のおかげで日々レベルの高いトレーニングができていますし、一緒に仕事をできて光栄に感じています」

楢﨑「石野くんは僕と同い年で高校時代に対戦していました(編集部注:楢﨑氏は奈良育英高校、石野氏は清水商業高校/現静岡市立清水桜が丘高校)。彼は僕よりも有名なGKでした(笑)。これまでも月間ベストセーブに選ばせてもらっていますが、すべてに共通しているのは日々のトレーニングあってこそのセーブということ。クバ選手が話しているとおりだと思います」

スウォビィク「自分のキャリアや人生において大切にしているのは、まず今日の練習でうまくなること。そして明日の練習では昨日の自分より進化すること。そういった意識で毎日を過ごしています」

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