日本ラクロス界はどう進化していくのか 成長戦略発表会を支える「挑戦の心」
ビジネスの世界では企業や団体が将来を見据えた「成長戦略」を発表することは、ごく当たり前のことだ。だが、スポーツ界に当てはめてみると、それは極めて稀な取り組みになる。11月7日、日本ラクロス協会(JLA)はオンライン上で成長戦略発表会「JLA Daybreak Conference 2020」を開催し、今後の成長戦略と方針について発表、説明を行った。
日本ラクロス協会が2021年以降の活動方針と具体的プランを発表
ビジネスの世界では企業や団体が将来を見据えた「成長戦略」を発表することは、ごく当たり前のことだ。だが、スポーツ界に当てはめてみると、それは極めて稀な取り組みになる。11月7日、日本ラクロス協会(JLA)はオンライン上で成長戦略発表会「JLA Daybreak Conference 2020」を開催し、今後の成長戦略と方針について発表、説明を行った。
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協会の執行委員たちと会員である競技者たちの間に壁を置かず、誰にも分かりやすいガラス張りの運営を目指すJLA。これまでも、コロナ禍に揺れるアマチュアスポーツ界の中でいち早く、2020年度の基本方針や活動再開ガイドラインを設定したり、大学生の新入生勧誘活動をサポートするためにSNS上で大規模広告を打ったり、新しい取り組みを行ってきた。では、「withコロナ」の世界で次に進むべき一歩は何なのか。成長戦略発表会では、JLAによる「2021年、3つの新しい取り組み」と「基本戦略と3つの構想」について言及された。
プロラクロス選手の山田幸代とJLA理事兼CSO(最高戦略責任者)の安西渉氏がメインパーソナリティを務めた成長戦略発表会は、「YouTube Live」というオープンな場所が舞台となった。まず、発表されたのが、2021年に実施する「3つの新たな取り組み」だ。