[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

首位快走の“緑の名門”にアービングあり 「ベストプレーヤー」に求められる責務

「キャブズを去るのがベストだと感じた」 次戦のウォリアーズ戦で真価が問われる

 アービング個人は、クリーブランド・キャバリアーズ時代に何度もウォリアーズとバトルを繰り広げてきた。しかし、今季初対決への意欲は特に強いのではないだろうか。“キング”と呼ばれるレブロン・ジェームズに次ぐ存在だった昨季までとは異なり、強豪チームの「ベストプレーヤー」として臨む初めてのビッグゲームだからだ。

 今季開幕前、NBAを襲った最大の衝撃は、キャブズ不動のPGだったアービングがトレード志願したことだった。スター軍団の一人として、過去3年連続でNBAファイナルに進出。個人としても、すでに4度のオールスターに選ばれ、2016年のファイナル第7戦ではチームに初優勝をもたらす決勝ジャンパーも決めた。

 レブロン、アービングをはじめとする主力に不慮の故障さえなければ、今季も少なくともイースタン・カンファレンスの優勝候補筆頭だったはずだ。25歳と今が“旬”のアービングが、どうしてそんなチームから自ら出て行ったのか。

「(ボストンで)素晴らしいチームメイトたちと一緒にプレーし、素晴らしいコーチたちの指導を受けるチャンスが手に入った。チャンスを広げ、人として成長しなければいけない。僕はただ、(キャブズを)去るのがベストだと感じたんだ」

 アービングは9月18日に米スポーツ専門テレビ局「ESPN」の人気番組「ファーストテイク」に生出演した際、移籍の理由を口にしていた。そして、実際にセルティックスのエースとしてプレーする姿を見て、その言葉の意味が分かったような気がした。

1 2 3 4
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集