東京五輪に生き残る12人は誰だ ラグビー7人制代表がカナダでかける「ラストチャンス」

カナダ大会後の国際大会は“本番想定”の2試合のみ
ちなみに、Aチームが参加したハミルトン大会、Bチームが参加したシドニー大会ともに、日本の成績は1分3敗で14位。その後、ハミルトン組中心で臨んだ南米でのWRセブンズチャレンジシリーズでも、チリ大会でドイツに敗れるなど期待されたパフォーマンスは出せずに終わった感もあり、間違いなくバンクーバー組にもチャンスは残されている。
【注目】日本最速ランナーが持つ「食」の意識 知識を得たからわかる、脂分摂取は「ストレスにならない」――陸上中長距離・田中希実選手(W-ANS ACADEMYへ)
ちなみに、バンクーバー大会の後、日本の参加が確定している国際大会は、いまのところ5月下旬に予定されているWRセブンズシリーズのロンドン大会(23、24日)、パリ大会(30、31日)のみ。国内、海外を問わず、多くの国際大会が中止・延期に追い込まれている状況から言って、予定どおり東京五輪が開催される前提で考えた場合、両大会は本番に向けてチームの最終形に近いかたちでの参戦となることが想定される。
という状況もあり、福岡にどんなかたちでチャンスを与えるのか、首脳陣にとっては悩ましい問題でもあるだろう。
今回のバンクーバー大会の登録メンバーは以下のとおり。
石田吉平、小澤大、桑水流裕策、坂井克行、ティモ・スフィア、津岡翔太郎、トゥキリ ロテ、中川和真、林大成、松本純弥、南昂伸、吉澤太一
国内のラグビーが楽しめない現状もあり、バンクーバーでの男子セブンズ代表の戦いぶりに注目してもらいたい。
(出村 謙知 / Kenji Demura)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)










