[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

東京五輪に生き残る12人は誰だ ラグビー7人制代表がカナダでかける「ラストチャンス」

今年2月のシドニーセブンズ時の桑水流【写真:出村謙知】
今年2月のシドニーセブンズ時の桑水流【写真:出村謙知】

カナダ大会後の国際大会は“本番想定”の2試合のみ

 ちなみに、Aチームが参加したハミルトン大会、Bチームが参加したシドニー大会ともに、日本の成績は1分3敗で14位。その後、ハミルトン組中心で臨んだ南米でのWRセブンズチャレンジシリーズでも、チリ大会でドイツに敗れるなど期待されたパフォーマンスは出せずに終わった感もあり、間違いなくバンクーバー組にもチャンスは残されている。

【注目】育成とその先の未来へ 野球少年・少女、保護者や指導者が知りたい現場の今を発信、野球育成解決サイト「First Pitch」はこちら

 ちなみに、バンクーバー大会の後、日本の参加が確定している国際大会は、いまのところ5月下旬に予定されているWRセブンズシリーズのロンドン大会(23、24日)、パリ大会(30、31日)のみ。国内、海外を問わず、多くの国際大会が中止・延期に追い込まれている状況から言って、予定どおり東京五輪が開催される前提で考えた場合、両大会は本番に向けてチームの最終形に近いかたちでの参戦となることが想定される。

 という状況もあり、福岡にどんなかたちでチャンスを与えるのか、首脳陣にとっては悩ましい問題でもあるだろう。

今回のバンクーバー大会の登録メンバーは以下のとおり。

石田吉平、小澤大、桑水流裕策、坂井克行、ティモ・スフィア、津岡翔太郎、トゥキリ ロテ、中川和真、林大成、松本純弥、南昂伸、吉澤太一

 国内のラグビーが楽しめない現状もあり、バンクーバーでの男子セブンズ代表の戦いぶりに注目してもらいたい。

(出村 謙知 / Kenji Demura)

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集