ジュニア育成の記事一覧
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子供はどう褒めれば伸びるのか 元オリンピック選手と考える“教える”の価値
2018.09.08神奈川にある小学校が今、脚光を浴びている。LCA国際小学校。日本でも稀な、株式会社が運営する私立校だ。単なるインターナショナルスクール的な学校というわけではない。同校がこだわっているものが、“本物”だ。その一環として、画期的な新たな取り組みが始まった。
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「ミスを怖れない」子供をいかに育てるか 外国人指導者が抱いた日本スポーツの課題
2018.08.31アルフレッド・ガルスティアンは、世界に普及する育成メソッド「クーバー・コーチング」の創始者の一人である。母国イングランドに限らず、フランス、ドイツ、イタリア、ブラジル、米国など、世界を幅広く飛び回り、テクニカルな指導やアドバイスを送っているが、日本にもコンスタントに留まり指導に時間を割いている。フランス協会とも長く良好な関係を続け、アーセン・ベンゲル(アーセナル前監督、名古屋グランパス元監督)とも日本の事情について話すことが少なくないという。
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日本サッカー屈指の名将と“アメ”の使い方 「悪い時は友だちがいなくなるけど…」
2018.08.23「日本サッカーの父」と呼ばれたデットマール・クラマーは、1964年に開催される東京五輪に向けた代表チーム強化のために、ドイツサッカー連盟(DFB)から特別コーチとして派遣された。クラマーは自他ともに認める厳しい指導者で、日本代表選手の中には時に「赤鬼」と呼ぶ者もいた。
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「日本はスポーツを楽しむのが難しい国」 ドイツ人指導者が驚いた母国との環境差
2018.08.13「日本は労働時間、通勤時間が長くて、土地が高い。一般人がスポーツを楽しむのが物凄く難しい国。でも歴史は速やかには形成されない。できたことをポジティブに楽観視していってほしい」――ゲルト・エンゲルス(現・ヴィッセル神戸ヘッドコーチ)
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「日本代表監督になる」 破天荒な25歳校長の切実な思い「怒鳴る指導断ち切りたい」
2018.06.2325歳の“校長”は、自ら運営する「エリート人材育成 淡路島学習センター」を「日本で最高の環境」だと言い切る。
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ドイツの子供は「話を聞かない」 自己主張の先で育むチーム内のコミュニケーション
2018.04.143月から僕は息子がプレーするU-8チームで新しくコーチを務めることになった。ドイツに来てからの指導歴は15年になるが、これまではU-15やU-17、U-19と中、高校生年代をメインに見てきた。
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日本サッカーの真の底上げとは ブラジル帰りの元プロ選手が感じる育成年代の課題
2018.03.13育成年代では焦らずに基本を身に着けさせることが大切なのは、大半の指導者が認識している。しかし檜垣裕志(明光サッカースクール・ヘッドコーチ)は「本当の基本とは何か。それが浸透していない」と感じている。
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17歳でサッカーを始めブラジルへ 「リフティングができない」日本人が見た“本物の技術”
2018.02.28「明光サッカースクール」でヘッドコーチを務める檜垣裕志がサッカーを始めたのは、17歳と極端に遅かった。
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世界の一流は「利き足で仕掛ける」 ブラジルの元プロ選手が抱く日本流両足指導の疑問
2018.02.24午後5時、ダウンを着込み下半身を毛布で包むお母さんたちに見守られ「明光サッカースクール」の練習が始まった。
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ドイツ人元Jリーグ監督が“部活”に抱いた違和感「練習が休みと言ったら全員喜ぶ」
2018.02.06「日本では義務と趣味のバランスが悪いのかもしれない。この子たちは、練習が休みだと言ったら全員喜ぶよ」
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「11人全員を抜け」 元海外組が痛感したスペイン育成現場の“ドリブル優先主義”
2018.01.22「デポルのスカウトに『どんな子をスカウトするの?』と聞いたら、返答は一言『ドリブルができる子だ』でした」――安永聡太郎(元横浜FM、リェイダほか)
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指導者が子供たちと一緒にプレーする意義 時に必要な理屈抜きの真っ向勝負
2017.12.05サッカーのトレーニングで指導者が一緒にプレーすべきかどうかというのはよく議論されるテーマだと思うが、僕は極力一緒にプレーするようにしている。外からのほうが問題点を見つけやすいし、指摘もしやすい。でも、特に小学生までの子どもたちはコーチと一緒にプレーしながら、いろんなことを学ぶことができると思う。
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子供に“ヒント”と“安らぎ”を― 育成年代の指導者に求められる「距離を縮める」慧眼
2017.11.25ふと思い出した話がある。以前、ある年配のドイツ人指導者らと会食をしていた時のことだ。他愛のないことをみんなでわいわい話していると、1人の男性がふいに、最近入ってきた若い同僚が使えないと、職場での愚痴を吐露し始めた。
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子供の“軽いプレー”と向上心の相関性 才能の芽を潰さない「見極める力」とは
2017.10.21「日本サッカーの父」と呼ばれるデットマール・クラマーさんから、子供の向上心をプレーから判断するという話を聞いたことがある。