中学から「運動センス」を養うのは遅い? 全国ベスト4の軟式野球監督が説く“才能の本質”
掛け声や間の取り方を変化…投手のテンポに対応する“リズム素振り”
チームで取り入れる「リズム素振り」も、リズム感を養う練習の1つだ。1、2、3の掛け声で、最後の「3」で一番強くスイングするのはよくあるが、「3」を「サーン」に変えることでスイング自体が大きくなる。さらに、軸足(右打者なら右足)に体重を乗せる“溜め”の時間を変化させることで、速球や変化球、クイックなどを使い分ける投手のテンポにも対応できるようになる。
足を速くしたい、打率を上げたい…野球上達に“必須の能力”を学ぶ「運動神経向上LIVE」開催
守備練習の際も打球のスピードや、ワンバウンド、ツーバウンドなど何度もパターンを変化させ、同じリズム感での捕球にならないよう徹底している。「ノックをただ受けるのではなく、色んな打球に挑戦させる。小学校から上がったばかりの中学1年生には『ボールを獲物と思って狩りをしなさい』と伝えることもあります。ゲーム性を持たせることで、様々な動きに対応できるようになります」と、型にはまらないプレースタイルを求めている。
まだ成長過程にある中学生には、まずは“体を扱う能力”を高めることが重要だと感じている。高校野球に向けた準備期間で、どれだけ“センス”を伸ばしていけるか。内藤監督は「行動、意識が変われば必ず変化は見られる。日々の練習で積み重ねてほしい」と口にする。
内藤監督は22日の、野球の技術向上に不可欠な「運動神経」にフォーカスしたイベント「運動神経向上LIVE」第2夜に登場予定。チームで取り入れる“リズム感”を高める練習法、子どもたちのモチベーションを高める秘訣などを明かしてくれる。
(橋本 健吾 / Kengo Hashimoto)
■「運動神経向上LIVE」4月25日(金)まで開催中…見逃し配信もあり
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【運動神経向上LIVE・詳細】
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