[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

運動神経と怪我の多さとの相関性は? 専門家推奨、リスクを減らす“2人1組ストレッチ”

親子でもできる「ペアストレッチ」で日頃から怪我予防を

 それでも、怪我のリスクを減らすために、すぐにできることはある。松本さんが怪我予防の一環として提案しているトレーニングの1つが、2人1組で体のセルフチェックを行う「ペアストレッチ」だ。例えば前屈した際に指が地面からどれだけ離れているかを互いにチェックし、どこの部位の硬さが原因で離れているかを評価し合う。その上で、太もも裏や腰回りのストレッチを2人で実施する。

足を速くしたい、打率を上げたい…野球上達に“必須の能力”を学ぶ「運動神経向上LIVE」開催

 ペアストレッチは選手間で行うのが基本だが、親子で行うことも可能だ。松本さんは「親御さんからよく『うちの子がストレッチをしないんです』という相談を受けますが、できれば一緒にしてほしいです。『学校の宿題やったの?』と言われるのを不快に感じる子どもが多いように、大人も一緒になってやることが大切だと思います」と話す。

 松本さんは幼稚園の年長から大学1年の途中まで野球をプレーし、その間に計13回怪我をした。特に肩の怪我は重症で、両肩の手術を経験。「自分の肌感覚では野球人生の3分の1は怪我をしていました」と本音を漏らす。

 トレーナーになってから、「柔軟性があるが故に、可動範囲を越えた無理な動きをしてしまっていた」と自己分析。現役時代に気づけなかった後悔は少なからずある。だからこそ、怪我予防には全身全霊を尽くす。「自分もいろんな引き出しを持っていれば違った野球人生を送れたかもしれない。怪我をしない前提で野球がうまくなるような体作りを土台からサポートしたいです」と語る松本さんは、21日から開催されるイベント「運動神経向上LIVE」に出演予定だ。

(川浪 康太郎 / Kotaro Kawanami)

松本竜生さんも登場…子どもの運動神経向上に役立つトレーニングを紹介!

 THE ANSWERと連携する野球育成技術向上プログラム「TURNING POINT」では、4月21日から5夜連続でオンラインイベント「運動神経向上LIVE」を開催します。足の速さなどの俊敏性を身に付ける方法は? バットやボールの扱いをうまくするには? 選手や指導者、保護者が知りたい、野球などのスポーツ上達に必須の能力向上につながる練習法を、豊富な実績を持つ指導者・トレーナー陣がアドバイスします。参加費は無料。出演者などの詳細は以下のページまで。

【運動神経向上LIVE・詳細】

[ftp_del]https://the-ans.jp/event/521645/[/ftp_del]

【参加はTURNING POINTの無料登録から】

[ftp_del]https://id.creative2.co.jp/entry[/ftp_del]

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
CW-X CW-X
lawsonticket
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集