29年ぶり選手権の堀越サッカー部 選手主導で掲げた明確な到達点「青森山田に勝つために」
両者が勝ち上がれば準々決勝で青森山田と対戦 「届かない目標ではない」
埼玉スタジアムで試合ができるのは準決勝以降になる。そこに到達するには同ブロックにいる青森山田などの強豪校を倒す必要があり、相当に難易度の高い目標になる。
「その前に初戦を突破し、連戦を乗り切る力をつけ、青森山田に勝つための組織力を整えていかなければならない。これからどう課題に取り組んでいくかが重要なポイントになります。ただこれはあくまで僕が言ったのではなく、選手たち自身が話し合って定めた目標です。当然前向きに取り組むはずですし、3年生にとっては最後の舞台ということも合わせて考えれば、必ずしも届かない目標ではないかな、と思っています」
堀越は1月2日、大社(島根)との初戦を迎え、もし次戦も勝ち上がれば、目標のベスト4を懸けて準々決勝で青森山田と顔を合わせる可能性が高い。(文中敬称略)
(加部 究 / Kiwamu Kabe)