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「2年前の屈辱」を乗り越えて― 埼玉栄が男子メドレーリレーで涙のV「最高です!」

「このメンバーなら絶対優勝できると」…1、2、3年生の総力で涙の日本一に結実

「悔しい思いをしたので、2年前の屈辱を晴らしたいと思った。このメンバーなら絶対優勝できると思っていたし、優勝することができて良かった」

 200メートル平泳ぎで3連覇を達成した宮本は「埼玉栄の4人で掴み取った優勝です」と個人とは違う4人で味わう日本一に喜びもひとしお。涙ながらに心境を明かした。

 第1泳の1年生・高地は「最後になる3年生のためにも自分がいい位置で渡すことが恩返しになると思った」と殊勝に話し、第3泳の2年生・山本も「(宮本が)1番で渡してくれたので、なんとしても1番を守り抜こうと思った」と続けた。

 1、2、3年生がそれぞれ持てる力を最大限に発揮。「2年前の屈辱」を総力で晴らし、埼玉栄が涙の日本一にたどり着いた。

◇インハイ競泳、熱戦中 水泳の競泳は17日に開幕し、4日に渡って熱戦が繰り広げられる。男女計32レースで行われ、総合優勝も争う。最終日は20日。なお、今大会は全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイTV」を展開。全30競技の全試合をライブ配信し、インターネット上で観戦、応援が可能となった。また、映像はYoutube公式チャンネルで試合終了後でもさかのぼって視聴でき、熱戦を振り返ることができる。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

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