渋谷区育ち17歳ハードラーが転向10か月で日本一 夢は「世界」、3年前の経験から名門で変われたこと――法政二・ガードナ・レイチェル麻由

名門・法政二で過ごした日々で変われたこと
どうしても日本一になりたい――。
今大会は400メートルにもエントリーしていたが、1種目に絞って出場。再びランキング1位で挑んだ高校最高峰の舞台でリベンジを果たした。
3年間で最も変わったのは精神力。「中3の時は勝てるという自信がなかった。今回は自信を持って走ることができたので、メンタル面が強化できた」。覚悟を決めた種目で芽生えた自信は何よりもの後押しになった。
競技面だけでなく、多くの学びを得た高校陸上。名門で過ごした日々を笑顔で振り返る。
「中学までは人に何かを伝えることがあまり得意じゃなくて。法政二高に入って、尊敬する先輩の姿を見て、私も『こうならないといけない』と思って。人として成長できたと思います」
大学でも400メートル障害を専門に競技を続けていく。「世界を目指したい」。期待のハードラーの夢は上方修正された。
(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)
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