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Jリーグ得点王佐藤寿人、高知の高校生に語った海外移籍話の葛藤「本当の喜びを感じられるか」

J1サンフレッチェ広島時代に3度のリーグ優勝と得点王&MVPを獲得し、日本代表FWとしても活躍した佐藤寿人さんが現役高校生たちと触れ合った。10月13日、高知・高知中学高等学校を訪問し、今冬の全国高校サッカー選手権出場を目指すサッカー部を直接指導。歴代最多の220得点(J1、J2合計)をマークしたゴールへのこだわりが詰まった練習メニューで、高校生たちに「自分を信じる力」の重要性を説いた。「サッカーは一人ではできない。個人にフォーカスしていきながら、多くの人と多くのことを積み上げていくことを大事にしてサッカーに向き合っていってほしいと思います」と高知中学高等学校と全国の高校生にエールを送った。

佐藤寿人さんが高知・高知中学高等学校を訪問し、サッカー部を直接指導した【写真:荒川祐史】
佐藤寿人さんが高知・高知中学高等学校を訪問し、サッカー部を直接指導した【写真:荒川祐史】

ポカリスエット「エールキャラバン2022」で高知中学高等学校を訪問

 J1サンフレッチェ広島時代に3度のリーグ優勝と得点王&MVPを獲得し、日本代表FWとしても活躍した佐藤寿人さんが現役高校生たちと触れ合った。10月13日、高知・高知中学高等学校を訪問し、今冬の全国高校サッカー選手権出場を目指すサッカー部を直接指導。歴代最多の220得点(J1、J2合計)をマークしたゴールへのこだわりが詰まった練習メニューで、高校生たちに「自分を信じる力」の重要性を説いた。「サッカーは一人ではできない。個人にフォーカスしていきながら、多くの人と多くのことを積み上げていくことを大事にしてサッカーに向き合っていってほしいと思います」と高知中学高等学校と全国の高校生にエールを送った。

 2020年シーズンを最後に現役引退してから2年弱。高校生の指導を待ち切れないといった様子の佐藤さんは高知中学高等学校を訪れると、誰よりも先に練習場に降り立った。同校サッカー部の大坪裕典監督と打ち合わせをしながら、黙々と練習メニューの準備を進めていく。選手より監督、指導者のほうが先にグラウンドにいるというのは“サッカーあるある”。それでも佐藤さんの熱い思いが早くも伝わってくる光景だった。

 今回の企画は、部活で汗を流す、すべての高校生を応援するポカリスエットの「エールと、ともに。」プロジェクトの一環として、大塚製薬が2014年から開催する「エールキャラバン2022」。各競技のレジェンドがサポーターとなり、部活を頑張る高校生、指導者に直接指導するだけでなく、レジェンドの高校時代の苦しみや挫折から何を学んだか、経験をもとにしたエールを送る活動だ。

 コロナ禍以前の2019年12月までに全国45校を訪問し、約3万5000人の高校生と交流。今夏にインターハイが四国各地で開催されたこともあり、四国の高校での実施となった。その中で、高校選手権県内最多17回の出場を誇る高知中学高等学校サッカー部の指導のため、佐藤さんの登場となった。

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