この夏に懸ける高校生へ バドミントン松友美佐紀が伝えた「覚悟」という言葉の意味
松友さんが送ったエールの言葉「覚悟」の意味
その後は、松友さんを交えての記念撮影。今回、松友さんから城東女子バドミントン部に送られたエールの言葉は「覚悟」。記念撮影はその言葉をデザインした記念旗をバックに行われた。
「自分がやると決めたことに挑戦し続け、達成するには、“絶対にやりきる”という覚悟を自分の中にしっかり持っておかないといけません。
例えば、『今日は疲れたし、もう(練習は)いいかな』と1回でも楽な方に行ってしまうと、後で『次は頑張ろう』と思っても、絶対に戻ってこられません。私は後から『やっぱりやっておけばよかったな』と思いたくない。だから、覚悟の気持ちを持ってバドミントンに取り組んでいます。
私はいつバドミントンができなくなっても、好きなことができなくなっても後悔しないように1日1日を大切に過ごしています。昔も、多分これからも、それは変わらないと思います」と“覚悟”の言葉に込めた想いを語った。
授業の最後は生徒を代表し、キャプテンの林真央さん(3年)が挨拶。「技術面、精神面ともに、まだ練習で改善できる面があります。本番でより良い成績が残せるよう頑張ります」と、松友さんへ意気込みと感謝の言葉を送った。
終了後、最後の生徒が退出するまで手を振って送り出す松友さんに向かい、照れたように、小さく手を振りながら去っていく生徒も。松友さんは9月、改めて現地で高校生たちに指導を行う。
(THE ANSWER編集部)