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50m6秒0でも「チームで4、5番手」 俊足揃いの関東第一が春V、監督は「まだ鍛え直す」

高校野球の春季東京都大会は24日に決勝(スリーボンドスタジアム八王子)が行われ、関東第一が7-3で今春センバツ出場の二松学舎大付を下し、2年連続6度目の優勝を掴んだ。俊足揃いのナインが躍動し、相手のエース・布施東海(3年)から12安打7得点。昨夏、秋と敗れた相手に雪辱を果たした。両校は5月の関東大会に出場する。

関東第一の1番・柳瀬冬和(左)と2番・三浦麟【写真:中戸川知世】
関東第一の1番・柳瀬冬和(左)と2番・三浦麟【写真:中戸川知世】

春季高校野球東京都大会・決勝

 高校野球の春季東京都大会は24日に決勝(スリーボンドスタジアム八王子)が行われ、関東第一が7-3で今春センバツ出場の二松学舎大付を下し、2年連続6度目の優勝を掴んだ。俊足揃いのナインが躍動し、相手のエース・布施東海(3年)から12安打7得点。昨夏、秋と敗れた相手に雪辱を果たした。両校は5月の関東大会に出場する。

 関東第一の足の速さが光った。2点リードの3回、2番の三浦麟(3年)の打球は右中間へ。外野手の間は抜けなかったが、迷わず二塁を陥れた。続く打者の三ゴロでは送球間にヘッドスライディングで三塁へ。4番・富岡大阿(3年)の左越え2ランで生還した。4回も先頭の6番・秋葉晧介(3年)の投手への内野安打を口火に3得点。序盤で布施から7点を奪った。

 チームは23日の準決勝・帝京戦でも5本の内野安打を記録。この日、2回に先制の2点二塁打を放った増尾己波(3年)は「みんな速いんです。自分で50メートル走が大体6秒ジャストくらい。それでもチームで4番手か5番手」と語る。なかでも準々決勝・日体大荏原戦でランニング本塁打を放った1番の柳瀬冬和(3年)、2番の三浦は抜きん出て速い。

 昨夏の決勝、秋の準決勝と敗れていた二松学舎大付にリベンジを果たした。ただ、米澤貴光監督は「ミスもあった。まだまだ鍛え直さないと」と冷静に振り返った。自慢の走塁面では、バントの空振りで飛び出した走者が刺され、またフライで戻れずアウトを献上する場面もあった。関東大会、そして勝負の夏へ「バントミス、走塁ミスは攻めた結果ならいいが、流れが変わってしまう。走塁は課題」と指摘していた。

(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)

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