羽生結弦を語るトゥクタミシェワ 注目は観客との関係性「どれだけエネルギー得たか」
北京五輪に出場した羽生結弦(ANA)は、4回転アクセルに挑戦し世界中の注目を浴びた。ロシアの25歳エリザベータ・トゥクタミシェワは「私にとってこの人(羽生)はすでに歴史を作り始めています」などと称賛しているという。ロシアメディアが伝えている。
羽生の北京五輪演技に母国YouTubeチャンネルで言及
北京五輪に出場した羽生結弦(ANA)は、4回転アクセルに挑戦し世界中の注目を浴びた。ロシアの25歳エリザベータ・トゥクタミシェワは「私にとってこの人(羽生)はすでに歴史を作り始めています」などと称賛しているという。ロシアメディアが伝えている。
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羽生は8日のショートプログラム(SP)で氷の穴にハマり、冒頭の4回転サルコーが1回転になる不運もあって8位に。10日のフリーでは冒頭に4回転アクセルに挑み、転倒したが挑戦の姿勢を世界に示した。総合4位でメダルを逃したが、大会最終日のエキシビションでも盛り上げ、笑顔で大会を終えた。
この競技ではベテランと言える25歳になっても、第一線で活躍する女子選手のトゥクタミシェワ。2014年のグランプリ(GP)ファイナル、15年の世界選手権などで優勝し、北京五輪は惜しくも代表入りを逃した。ロシアのYouTubeチャンネル「コメント・ショー」に出演。羽生について語った内容を同国メディア「championat.com」も伝えている。
トゥクタミシェワは「この五輪で彼(羽生)は、仮に自分の最大限をしても五輪王者にならないかもしれない、なぜならフィギュアスケートが進化したから、というのを分かっていたと私は思います」と語り、金メダルのネイサン・チェン、銀メダルの鍵山優真らが複数の4回転ジャンプを跳ぶことも指摘した。