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ラグビーW杯成功を支えた他国の国歌斉唱 廣瀬俊朗「日本人の気質とうまく融合した」

他国のアンセムを歌う初めての大会に「すごく嬉しいこと」

 日本大会は大成功でしょう。プレー以外でも、様々な形での日本の“おもてなし”が話題となりました。もともと日本人がもっているいいところだと思います。そこがよりフィーチャーされた。個人的にもスクラムユニゾンという活動を通じて、他国の国歌・アンセムを歌って歓迎しようと呼びかけていました。今までのW杯では他国の国歌を歌って歓迎するという姿勢はありませんでした。それが初めて、日本で起きた。すごく嬉しいですね。

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 日本人がイングランドや、スコットランドの国歌を歌う。こんなシーンは日本だからこそでしょう。ラグビーにはもともと、違いを認め、いいところを受け止めるという文化がある。そうしたところが、日本人の気質、相手を労り、リスペクトするような姿勢とうまくミックスしたのだと思います。成績はもちろん、運営の面も含めて、素晴らしい大会になりました。

 最後にこの大会でラグビーに興味を持ってくださったファンの方に伝えたいことがあります。大学ラグビーも始まりましたし、高校生では花園もある。来年1月には今大会で活躍した選手が多数出場するトップリーグも開幕します。ラグビーへの熱を国内の選手に向けてみてください。

(THE ANSWER編集部)

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