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フィギュア大会後の「バンケット」って何? 選手にとって意外な“敵”との闘いとは

選手にとって意外な“闘い”が存在「大会後は太って帰りました」

 フィギュアスケートと言えば、選手同士の仲の良さが特徴。こうした競技外の交流があることが、要因でもある。

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「前提として、同じ舞台で戦う仲間であり同志だから、称え合い、尊敬し合っています。採点競技でもあり、広い会場で演技するのは自分一人。相手がどうこうより、自分に勝たないといけない。そういう面で分かり合える部分があり、国籍や種目の枠を越えて交流できるバンケットで仲も深まっていく。私の拙い英語でも、どの国の選手やコーチも優しく聞き取ってくれて、絆は深まっていきました」

 ただし、注意も必要。大会前は体重管理で節制しているが、大会を終えた開放感に各地の名物料理は食欲との闘い。「イタリアはパスタでもなんでも美味しいし、普段は我慢している分、食べてしまった。大会後には太って帰りました」と笑った。

(THE ANSWER編集部)

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中野 友加里

THE ANSWERスペシャリスト フィギュアスケート解説者

1985年8月25日生まれ。愛知県出身。3歳からスケートを始める。現役時代は女子史上3人目の3回転アクセル成功。スピンを得意として国際的に高い評価を受け、「世界一のドーナツスピン」とも言われた。05年NHK杯優勝、GPファイナル3位、08年世界選手権4位など国際舞台でも活躍。全日本選手権は表彰台を3度経験。10年に現役引退後、フジテレビに入社。スポーツ番組のディレクターとして数々の競技を取材し、19年3月に退社。現在は講演活動を行うほか、審判員としても活動。15年に一般男性と結婚し、2児の母。YouTubeチャンネル「フィギュアスケーター中野友加里チャンネル」も人気を集めている。

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