[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

サッカー韓国代表のクリンスマン監督が更迭へ 戦力強化委が報告、アジア杯4強敗退&主力選手の内紛で

大韓サッカー協会は15日、ソウル市内で強化委員会を開き、男子代表のユルゲン・クリンスマン監督にこれ以上のチームの指揮を任せるのは難しいとの報告を行った。今月上旬まで行われたアジアカップで準決勝敗退に終わり、敗退前日に主力選手間のいさかいがあったことまで発覚。統率力にも疑問が生じたとして、韓国では更迭論が高まっている。今後は決定権を持つ協会のチョン・モンギュ会長の決断を待つとみられる。

サッカー韓国代表のクリンスマン監督【写真:ロイター】
サッカー韓国代表のクリンスマン監督【写真:ロイター】

強化委「交代必要との意見集まった」今後は会長判断へ

 大韓サッカー協会は15日、ソウル市内で強化委員会を開き、男子代表のユルゲン・クリンスマン監督にこれ以上のチームの指揮を任せるのは難しいとの報告を行った。今月上旬まで行われたアジアカップで準決勝敗退に終わり、敗退前日に主力選手間のトラブルがあったことまで発覚。統率力にも疑問が生じたとして、韓国では更迭論が高まっていた。今後は、決定権を持つ協会のチョン・モンギュ会長の判断を待つとみられる。


【注目】「運動すると胸って垂れる?」「もめば大きくなるって本当?」 バストにまつわる“あるある”なウワサ話に答えます(W-ANS ACADEMYへ)

 韓国代表は7日に行われたアジアカップの準決勝で、ヨルダンに史上初の敗戦を喫し4強で敗退した。0-2というスコア、さらに枠内シュートが0本という完敗と言える内容だった。試合後に選手がファンに対して謝罪したのと対照的に、会見で笑顔を浮かべていたことに批判が殺到した。

 また8日にいったん韓国に入国したものの、10日に米国へと出国してしまったことや、14日になって発覚した準決勝前夜のソン・フンミン(トッテナム)とイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)のいざこざを収められなかったことから、さらに更迭を求める声が高まった。

 協会技術本部長のファンボ・カン氏は、クリンスマン体制の今後について「今後もリーダーシップを発揮してもらうのは難しい。交代が必要だという意見が集まった。今後協会に報告する」とした。さらに報告の中で「アジアカップの試合経過については、ヨルダンとの準決勝では戦術が不足していた。また、新戦力の発掘に失敗した」とアジア杯での戦い方を問題視。また「選手団の管理でも、チームの雰囲気や内部の争いの制御に失敗した」と続けた。

 また、韓国内の滞在が少ないことについても問題があるとし「信頼回復が難しいという評価だった。態度が問題になること自体が問題であるという批判もあった」としている。

 この委員会にはクリンスマン監督もリモートで参加したものの、途中で退席。指揮官の契約は2026年の北中米ワールドカップ(W杯)まで残っており、3月にはタイとのW杯2次予選も控える中で、異例の報告となった。

(THE ANSWER編集部)





W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集