THE ANSWER編集部・宮内 宏哉の記事一覧
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銅メダル壷井達也「自分なりの道化師」の裏に世界女王も舌を巻く猛特訓 現役神戸大生、遊び捨てたスケート漬けの日々
2024.11.15先週開催されたフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯で、日本勢は男女シングル、ペアで計6つのメダルを獲得した。会心の演技を披露した一人が、男子シングル3位の壷井達也(シスメックス)。ショートプログラム(SP)で85.02点、フリーで166.50点、合計251.52点といずれも自己最高を叩き出し、銅メダルを獲得した。国立の難関・神戸大に通う4年生。受験等で競技から離れた時期もありながら、スケートに真摯に向き合い、歓喜の時を迎えた。
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16歳で電撃引退も…日本で3年ぶり競技、大人になった才女アリサ・リウが明かす復帰の経緯「スキーが楽しかったんです」
2024.11.12フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は10日まで、東京・代々木第一体育館で行われた。19歳となった今季、競技に復帰したアリサ・リウ(米国)が大会期間中に取材に応じ、16歳で一度引退した理由や大学生活などを語った。(取材:THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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目の当たりにした羽生結弦の「裏側」 ジェイソン・ブラウン、日本の仲間に学んだ「決意」「平静さ」
2024.11.09フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は8日、東京・代々木第一体育館で男子ショートプログラム(SP)が行われた。3季ぶりにGPシリーズに参戦している29歳のジェイソン・ブラウン(米国)が演技後にインタビューに応じ、日本への愛や羽生結弦さん、宇野昌磨さんから学んだことを明かしてくれた。前後編でお届けする後編では「日本選手から学んだこと」について。(取材:THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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すき焼き、ツナマヨ、日本人の敬意 3季ぶりGP復帰の親日家ブラウンに聞いた「私が日本を愛する理由」
2024.11.09フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は8日、東京・代々木第一体育館で男子ショートプログラム(SP)が行われた。3季ぶりにGPシリーズに参戦している29歳のジェイソン・ブラウン(米国)が演技後にインタビューに応じ、日本への愛や羽生結弦さん、宇野昌磨さんから学んだことを明かしてくれた。前後編でお届けする前編では「日本を愛する理由」について。(取材:THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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坂本花織、今季最高SPの直前に泣いていた 理由は「たっちゃん」の演技、メイク崩れを避け“垂直”に落とした涙
2024.11.09フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は8日、東京・代々木第一体育館で女子ショートプログラム(SP)が行われた。世界選手権3連覇中の坂本花織(シスメックス)が今季世界最高の78.93点をマークして首位発進。「予想を上回ったのでびっくり」と喜びを口にした。演技前には涙を流したことも明かし「自分もやらなきゃと凄く思った」と語った。
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固定給10万円&実家暮らしの安定を捨てて…一念発起の退職、24歳青木香奈子が6度目で掴んだプロテスト合格
2024.11.062024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは、1日まで茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で4日間行われ、上位26人が合格した。24歳の青木香奈子は2バーディー、2ボギーの72で回り、通算4オーバー。ボーダーラインぎりぎりで合格を掴んだ。昨年11月まで地元・宮崎でキャディーとしても働いていたが、一念発起して退職。関東に拠点を移し、実戦感覚を磨いて「プロ」の称号を手にした。
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不合格8度経てプロテスト突破「長い9年でした」 最年長合格の28歳・上堂薗伽純を支えた仲間の縁
2024.11.062024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは、1日まで茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で4日間行われ、上位26人が合格した。最年長の28歳で合格を掴んだのは、上堂薗伽純。4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算2オーバーの18位。受験9回目で遂に突破し「めちゃくちゃ長かった。毎年毎年、1年の重みが大きすぎて、長い9年でした」と歓喜した。
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難病と戦い、副作用に悩んだ“元天才ゴルフ少女”がプロテスト7度目で突破 平塚新夢、負けず嫌いが繋いだ今
2024.11.042024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは、1日まで茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で4日間行われ、上位26人が合格した。14位から出た平塚新夢は3バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの75で回り、通算4オーバーの19位で合格。中3時に世界ジュニアマッチプレー選手権で優勝するなど“天才少女”とも呼ばれたが、国が指定する難病「成人発症スチル病」を患い、今も向き合う。通算7度目の受験で遂に突破となり「しんどすぎました」と我慢の一日を振り返った。
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陰で言われた「日本で受けた方が…」 4度目で「プロテストが全て」の重圧克服、日米で戦う山口すず夏が涙
2024.11.042024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは、1日まで茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で4日間行われ、上位26人が合格した。24歳・山口すず夏は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算1オーバー。14位となり、プロテスト受験4度目、最終は3度目での合格を掴んだ。米ツアー参戦経験もある実力者だが、大きな重圧について涙ながらに語った。
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極限状態プロテストで謝罪「取材対応できず…」 5度目で涙の合格、22歳六車日那乃に表れた人柄
2024.11.042024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは、1日まで茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で4日間行われ、上位26人が合格した。プロテスト5度目、最終は4度目の受験だった六車日那乃は2バーディー、4ボギーの74で回り、通算4オーバー。ボーダーラインとなる19位タイで合格を果たした。取材時には思わず涙。その人柄を感じさせる謝罪の言葉もあった。
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一瞬覚悟した「落ちたな」 20歳吉田鈴、初日90位→ギリギリ合格滑り込み「もうプロテスト受けなくて済むんだと…」
2024.11.022024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは1日、茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で最終日が行われ、通算4オーバーまでの上位26人が合格した。最終は3度目の受験となった吉田鈴は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算4オーバー。圏外からボーダーラインぎりぎりの19位に滑り込み、合格を掴んだ。「もうプロテスト受けなくて済むんだという解放感。本当に苦しかった」と安堵を口にした。
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プロテスト2年連続の1打差不合格「2週間寝込んだ」 大ショックから1年、22歳寺岡沙弥香が歓喜のトップ合格
2024.11.012024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは1日、茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で最終日が行われ、通算4オーバーまでの上位26人が合格した。トップ合格はこの日4バーディー、2ボギーの70で回り、通算10アンダーの寺岡沙弥香。昨年、一昨年と2回続けて最終1打差の不合格だった22歳が、三度目の正直で喜びを噛み締めた。
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19歳中村心が「66」で16位→5位浮上「最終日も60台を」 最終プロテスト残り1日、20位タイまで合格の狭き門
2024.10.312024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは31日、茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で3日目が行われた。4日間を戦い、上位20位タイまでが合格する難関。16位から出た中村心が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算4アンダーの5位に浮上した。2023年の国内メジャー・日本女子オープンでローアマチュアに輝いた19歳。「最終日も60台を目指したい」と意気込んだ。
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10万人に3.7人、難病と戦う24歳がプロテスト合格圏内 中3で世界制した平塚新夢「一打に集中」
2024.10.312024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは30日、茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で2日目が行われた。36位から出た平塚新夢は3バーディー、3ボギーの72で回り、通算2オーバー。合格圏内の16位に浮上した。中3で世界ジュニアマッチプレー選手権優勝、高3でステップ・アップ・ツアー優勝と輝かしい実績を残してきたが、その後に国が指定する難病「成人発症スチル病」を患った。今も病と向き合う24歳は「冷静に、目の前の一打に集中」と残り2日のカギを挙げた。
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合格率3%、女子ゴルフ難関プロテスト9回目の苦労人 28歳・上堂薗伽純が70位→11位急浮上「受かるまでやる」
2024.10.312024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは30日、茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で2日目が行われた。4日間を戦い、出場105人のうち上位20位タイまでが合格する難関。70位から出た上堂薗伽純(日本ラインゴルフ倶楽部)は4バーディー、1ボギーの69で回り、通算1オーバー。これがプロテスト9回目の受験となる28歳が、合格圏内の11位まで急浮上した。
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「僕が宇野選手の代わりになることはできない」 囲まれた記者に冷静な言葉、21歳鍵山優真が見せたい「本気」「情熱」「大人っぽさ」
2024.10.19フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズは、18日(日本時間19日)開幕の第1戦スケートアメリカから戦いの火蓋が切って落とされる。日本勢の活躍も期待される中、男子シングルを引っ張る一人が2022年北京五輪銀メダリストの鍵山優真(オリエンタルバイオ)だ。11月の第4戦・NHK杯、第5戦フィンランド大会に出場予定。9月30日の新シーズン開幕会見では、高ぶる気持ちを口にしていた。
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「日本代表戦に比べると…」の声も 異例の生中継、満員6513人で船出 バレー新リーグにパリ五輪戦士は何を思ったか
2024.10.12バレーボールの新リーグ「大同生命SVリーグ」は11日、東京体育館で男子開幕戦を行い、大阪ブルテオンがサントリーサンバーズ大阪に3-0のストレート勝ち(25-17、25-19、25-21)を収めた。西田有志、高橋藍らパリ五輪日本代表としてプレーした選手も多数出場。チケットは完売し、観客6513人が集まった。地上波でも生中継されたが、2030年までの「世界最高峰リーグ」実現を目指す新リーグの船出を、日本代表選手たちはどう感じたのか。
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重圧でニキビだらけに…空手界の顔・植草歩に生じていた異変 競技24年、引退の今確信する「空手が好き」
2024.09.25東京五輪の空手・女子組手61キロ超級に出場した植草歩が24日、都内で現役引退会見を開いた。全日本選手権4連覇、世界選手権優勝など輝かしい実績を誇る32歳。空手が東京五輪で正式種目に採用される可能性が浮上した頃から、競技普及にも大きく貢献してきた。「空手界のきゃりーぱみゅぱみゅ」の愛称もつけられた人気者だが、その裏では体に異変が出るほどの大きなプレッシャーとも戦っていた。