豪女子選手が陽性 ドーピング問題に最強女王サラは落胆「水泳が大好きだから悲しい」
検査妨害疑惑の孫楊に抗議したホートンの母国、ジャックは「絶対にしていない」
今回の世界水泳では、昨年のドーピング検査で妨害行為をした疑惑が浮上している孫楊(中国)が、男子200&400メートル自由形で2冠。400メートルで孫楊に次ぐ銀メダルを獲得した豪州代表のマック・ホートンは、抗議の意味で表彰台に上ることを拒否し、世界中に波紋を呼ぶ騒動となった。
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豪州メディアも孫楊を非難していただけに、大会前に検査したドーピングの陽性事例が大会期間中に自国の選手から出たことで立場を失うことになる。ただし、豪州水連は暫定的に陽性反応を示した選手はさらなる調査期間中は大会出場ができないと規定があり、「本件はまだ結果が確定していない」とも強調しているという。
ジャックは大会開幕前に「個人的な理由」として合宿地の日本から帰国。自身のインスタグラムで「大きな悲しみと心痛を伴うものです。私はこの物質を故意に摂取していません。10歳の時から水泳は私の情熱でした。そして私は私のスポーツを軽視し、キャリアを危険にさらすような意図的摂取は絶対にしていない」と故意の摂取を否定。「現在、調査を続けており、チームと私はこの物質がいつ、どのように私の体に入ったか調べるために全力を尽くしています。私のプライバシーを尊重していただければ幸いです」などとつづっている。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)