孫楊への抗議行動に賛同者続々 英81歳元女王は辛辣「私なら後ろから蹴りつけていた」
世界水泳(韓国・光州)で男子200メートル自由形と400メートル自由形で2冠を達成した孫楊(中国)。昨年のドーピング検査での妨害疑惑の渦中にある中国人スイマーに対し、400メートルで銀のマック・ホートン(オーストラリア)は抗議の表明で表彰台に上らず。
英スポーツ界でも孫楊への批判の声が
世界水泳(韓国・光州)で男子200メートル自由形と400メートル自由形で2冠を達成した孫楊(中国)。昨年のドーピング検査での妨害疑惑の渦中にある中国人スイマーに対し、400メートルで銀のマック・ホートン(オーストラリア)は抗議の表明で表彰台に上らず。200メートルで銅のダンカン・スコット(英国)もメダリストでの写真撮影を拒否するなど、「ノー」を突きつけたことが話題を呼んでいる。そんな中でアスリート界のレジェンドたちが2人の拒否行動に共感。81歳の自由形五輪3連覇女王は「私なら後ろから蹴りつけていた」と辛辣にコメント。英紙「ガーディアン」が報じている。
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王者・孫に毅然と抗議のジェスチャーを示したホートンとスコット。紳士の国として知られる英国のレジェンドは、2人の行為を称賛している。
「ダンカンは正しい行為をしたと思っている。どのアスリートにもそれぞれの抗議の意を示すことは許されるべき。我々はもっと多くのアスリートが立ち上がり、ドーピング違反者を競技復帰させることは正しいことではないと伝えるべきだ」
こう語ったのはグレッグ・ラザフォード氏だ。12年ロンドン五輪の走り幅跳び金メダリストは競技の枠を越えて、こう主張したという。