[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

松元克央、快挙を支えた3つの理由とは 厳しい名伯楽が語る「頂点カツオ」への課題

五輪を超える規模で2年に1度行われる水泳の“世界一決定戦”、世界水泳(韓国・光州、テレビ朝日系で独占中継)の競泳が21日に開幕した。個人種目で金メダルを獲得すれば、1年後の東京五輪出場が内定する今大会。第3日(23日)の男子200メートル自由形決勝では、松元克央(セントラルスポーツ)が1分45秒22の日本新記録で銀メダルに輝いた。

男子200メートル自由形で銀メダルに輝いた松元克央【写真:Getty Images】
男子200メートル自由形で銀メダルに輝いた松元克央【写真:Getty Images】

男子200メートル自由形銀メダル、快挙の裏に覚悟、体格、練習から逃げない姿勢

 五輪を超える規模で2年に1度行われる水泳の“世界一決定戦”、世界水泳(韓国・光州、テレビ朝日系で独占中継)の競泳が21日に開幕した。個人種目で金メダルを獲得すれば、1年後の東京五輪出場が内定する今大会。第3日(23日)の男子200メートル自由形決勝では、松元克央(セントラルスポーツ)が1分45秒22の日本新記録で銀メダルに輝いた。本名の「克央(かつひろ)」から愛称は「カツオ」。この種目でのメダル獲得は日本人初の快挙だった。22歳が日本の歴史を変えた要因、来年の東京五輪金メダルへの課題を名コーチが挙げた。



【注目】DAZNは年間プランがおトク! プロ野球、F1、国内サッカー、ゴルフ、テニス…見られる競技が盛りだくさんのDAZNはこちら

 松元は、1988年ソウル五輪男子100メートル背泳ぎ金メダルの鈴木大地らを指導した69歳の鈴木陽二コーチに約2年前から師事。「褒められないのはもちろん」と厳しい師匠のもとで腕を磨いてきた。日々、ハードメニューをこなしてきたが「選手権で優勝しても『まぁまぁだな』と言われますし、何をしても『まぁまぁだな』って。『まぁまぁ』という言葉で全部終わってしまいます(笑)」と厳しさを語る。

 今回の銀メダル獲得の快挙にも、レース後の鈴木コーチは「本人がいつもやっているレース展開でいけた。今の本人の実力からしたら9割は出したかな」と及第点を与えながら、本人には「まぁまぁだな」と伝えたという。どんなに結果を残しても、もはや定番のやり取り。松元は今後の目標に「トップを目指して、頂点カツオになりたい」と気を引き締めた。

 萩野公介(ブリヂストン)を0秒01上回る日本新。五輪、世界選手権の200メートル自由形で日本初のメダルは、いかにして生まれたのか。鈴木コーチは3つの理由を挙げた。

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集