6得点172失点― 歴史的大敗の韓国水球女子、現地紙は称賛「挑戦が起こした奇跡」
「競争に染まったスポーツにも大きな衝撃を与えた」
初戦のハンガリー戦の0-64の大敗は「予見できたことだった」とし、「準備さえ不十分だったチームが世界の強豪との対戦で優劣のない勝負を想像する人は誰もいなかった。代表チームはボールもまともにコントロールできず世界大会という重圧感を拭えなかった」と明白な力の差があったとレポート。それでもロシア戦でゴールを揺らし、その後、カナダ戦、南アフリカ戦でも得点を奪ったことを伝えている。
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さらに同紙は「女子水球が光州で見せた熱意は競争に染まったスポーツにも大きな衝撃を与えた。勝敗は全てではないという点を掲げ、競技を見守る全ての人がひとつになることができるという場を設けた。女子水球代表チームが試合をすると、水球競技場の観衆席では“大韓民国!”という叫び声が溢れた。熱烈な支持を受けた選手たちは数えきれないほど頭をぶつけて1点でも多く点を入れようとした」と急造チームの頑張りを称えている。
今大会で急造チームは解散するという。そのうえで「少女たちの無謀な挑戦は“奇跡”と言う結果を残した」と締めくくっている。
大敗続きの結果ではあったが、挑戦する姿勢が現地では感動を呼んでいたようだ。
(THE ANSWER編集部)