【世界水泳】五輪メダリスト・入江陵介を追う19歳 竹原秀一が「雲の上の存在」から受けた刺激
入江陵介の泳ぎをまねた高校時代
日本の男子背泳ぎは、2012年ロンドン五輪200メートル銀、100メートル銅だった33歳の入江が長らく牽引してきた。竹原の憧れの存在でもある。「僕が生まれてすぐ、入江さんは代表で活躍されていますし、背泳ぎをやり始めてからは雲の上のような存在の人」。日本選手権では「頑張って」と声をかけられて嬉しかった。
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ただ、スタイルは違う。自身の泳ぎは「技術というより、パワーで押し切っている」と表現する。大きく体を上下動させ、水面から胸が出るほどのフォームが特徴的だ。高校時代に入江の泳ぎをまねたこともあったが、普段とは違う部位が筋肉痛になるなど違和感があり、自分らしさを貫いてきた。
日本代表の主将を務める入江は、個人種目は100メートルに専念。竹原は8大会連続出場の大先輩と一緒に戦う。「練習からいい刺激をもらって、入江さんのように世界でも活躍できるようになりたいです」。来年に迫ったパリ五輪出場へ、まずは世界水泳での決勝進出を狙う。
(7日の第15回は白井璃緒が登場)
◆世界水泳 7月14日にアーティスティックスイミング(AS)、飛込から開幕。水球、オープンウォーター、ハイダイビングも行われる。同23日に開幕する競泳は、決勝をテレビ朝日系地上波にて最終日まで8夜連続生放送。ASはBS朝日、飛込はCSテレ朝チャンネルで生放送。
(THE ANSWER編集部)