「世界水泳カウントダウン連載」競泳開幕まであと17日―男子200m背泳ぎ・竹原秀一

　水泳界の“世界一決定戦”世界水泳福岡（テレビ朝日系で中継）が7月14日に開幕する。2001年以来22年ぶりの日本開催となり、中でも注目を集めるのは競泳だ。個人種目で金メダルなら1年後のパリ五輪出場が内定する今大会。「THE ANSWER」では7月23日の競泳開幕30日前から「テレビ朝日×THE ANSWER」としてタッグを組み、様々な企画を実施する。

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　その一つがカウントダウンでお送りする「ウルトラ連載」。出場選手のインタビューに加え、特別企画を織り交ぜながら大会を盛り上げる。6日の第14回は、男子200メートル背泳ぎに出場する竹原秀一（東洋大）が登場。地元・福岡での出場を喜んだ19歳は「雲の上のような存在」と憧れる入江陵介（イトマン東進）との大舞台に気持ちを高ぶらせた。

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　竹原は日本選手権で1分56秒93の自己ベストで優勝。派遣標準記録の1分57秒50も上回り、初の世界水泳出場が決まった。それでも「少し悔しかった」と振り返る。目標にしていた1分55秒台が出せなかったからだ。

「後半にまだ課題が残るかなと思います。（世界水泳で自己ベスト更新の可能性は）あります」。2004年生まれ。今春、東福岡高から東洋大に進学したばかりだ。北島康介氏、萩野公介氏ら多くの名スイマーを育てた平井伯昌コーチに師事する伸び盛りの19歳は、まだまだ上を狙う。

　地元開催の大舞台。「嬉しいです。東京五輪のように日本で開催というだけでも『出たい』となりますけど、地元の福岡なので、なおさら強い気持ちで（選考会に）臨めました」。親族、知人も応援に駆けつける予定だ。