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ネイルもメイクも「私は派手な方なので」 突然ヒロイン扱い、葛藤…ハードラー中島ひとみが“私らしさ”を貫く理由

専門外の100メートルで準優勝した国スポ、来季も中島は自分らしく走り続ける【写真:中戸川知世】
専門外の100メートルで準優勝した国スポ、来季も中島は自分らしく走り続ける【写真:中戸川知世】

ネイル、メイクも自分を奮い立たせる“戦闘服”に

「オシャレするなら練習を」――。アスリートにそんな価値観を抱く人もいる。一方で、近年の五輪や世界陸上では超人的なパフォーマンスとともに、華やかなヘアスタイルやネイルを楽しむ選手が当たり前になった。日本でも高校球児の強制的な丸刈りが減少するなど、令和のスポーツ界は変わり始めている。

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 中島にとっても、ネイルやメイクも自分を奮い立たせる“戦闘服”。

「私にも髪の毛が短い時、真っ黒な時があった。私はこれがモチベーションになっている。これからも続けていきます」

 レース前には吐き気を催し、夜もぐっすり寝られないほど、陸上に捧げた怒涛のシーズン。「それでもまた走りたくなるんですよね」。可愛らしい笑顔の裏にはアスリート魂が宿っている。

「陸上を観てくださる方が多いというのは本当にうれしいこと。この熱が冷めないように陸上を盛り上げていきたい」

 中島ひとみは自分らしく走り続ける。

(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)


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