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192cmで164km出す佐々木朗希の隠された能力 育成年代の「背の大きい子」に陥りがちな癖

チェコ戦に3番手で登板した日本代表・宮城大弥【写真:Getty Images】
チェコ戦に3番手で登板した日本代表・宮城大弥【写真:Getty Images】

171センチで150キロを投げる宮城大弥からも学べること

 最後に。佐々木投手の後を受けて登板した宮城大弥投手について、中高生世代に向けて触れておきます。

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 佐々木投手とは対照的に、宮城投手は171センチながら150キロを超える球を投げることができます。オリックスの選手に聞くと、「本気でやったらウエイトもスプリントもジャンプも中距離も全部凄い」と言うほど、自身の筋肉が持つ力を最大限に発揮する能力が高い。

 ジャンプやスプリントの能力は先天的な部分はあるかもしれませんが、まだ中高生の成長期、特に中学生までは神経系が発達する時期。だから、宮城投手がその能力が高いことから学んで、その年代までに遊びの中でもたくさん走り回ったり跳んだり、スプリント系、ジャンプ系を取り入れていって損はないと思います。

 成長期によるオスグッドの膝痛には気をつけながらも、ダッシュやジャンプを試みるなど、宮城投手からフィジカルの大切さを考えることができます。

(THE ANSWER編集部・神原 英彰 / Hideaki Kanbara)


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