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「ヒヤッ」とするほどの手足の冷えも解消 “代謝を上げたい人”にオススメ筋トレ3種

なぜ代謝は下がってしまう? 主な原因は…

 そもそも、なぜ代謝が下がってしまうのでしょう? 主な原因の一つが、筋肉量の減少です。

 筋肉を動かすエネルギーは、筋肉を通る血液に脂肪酸が流れ込み、分解されるときに生まれます。ですから、筋肉を動かすには、たくさんの血液が必要。このとき、副次的に熱エネルギーも生産されます。

 筋肉量が減少すればそれに伴い血流が低下し、動かすエネルギー=代謝も低下します。さらに筋肉量の減少によって体を動かすことがしんどくなると、だんだんと筋肉を使わない生活へとシフトします。このように、筋肉量の減少は血液の巡りを悪くしたり、エネルギーを生み出す機会を失ったりすることにつながり、どんどん代謝が下がります。

 さらに、人間の体は環境に順応するため、代謝を上げなくても生活ができる体になっていく。ですから、代謝のよい体に変わるには、筋肉をつけることが不可欠です。

 そこで、今回の動画では、代謝アップをしたい方におすすめの3種の筋トレを紹介します。

 ターゲットは、肩甲骨の間の細胞と股関節の奥にある深層筋です。

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中野ジェームズ修一

スポーツトレーナー

1971年、長野県生まれ。フィジカルトレーナー。米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)。日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナー。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、卓球・福原愛、バドミントン・藤井瑞希らの現役時代を支えたほか、プロランナー神野大地、トランポリン競技選手など、多くのトップアスリートから信頼を集める。2014年以降、青山学院大駅伝チームのフィジカル強化指導を担当。東京・神楽坂に自身が技術責任者を務める会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」がある。主な著書に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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