[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

甘いモノも筋トレに生きる? トレーニングの燃料に変える、賢い選び方と食べ方を知れ

岡田氏は賢く選び、賢く食べることの重要性を説いた【写真:編集部】
岡田氏は賢く選び、賢く食べることの重要性を説いた【写真:編集部】

賢く選び、賢く食べれば「ガマン」を強いることはなくなる

 ちなみに、私も和菓子は好きです。

 私が大福を食べていると、「そんなの食べていいのですか!?」と驚かれます。もしくは、反対に「あ、岡田さん、大福ありますが食べませんか?(笑)」などと、笑いのネタとして勧められることもよくあります。そこでは、「いやいや、食べないですよ!」という反応を求められているのかなと思うし、喜んで食べれば説明を求められて話が長くなるので断りますが(笑)、大会前の減量期でなければ、むしろ好んで食べています。

 例えば、脚や背中など、大きな筋肉をトレーニングする日ならばトレ前に食べますし、トレーニング時間が夜中になった時でも、そこまで減量で焦っているわけではないなら、トレーニング後にコンビニで購入した大福を食べることもあります。

 夜中のトレーニング後に食事をすると、消化を待てば寝る時間が遅くなり、待たずに寝れば熟睡できなくなります。ですから、夜中になったときはトレーニング終了後、大福とプロテインのみを摂る。この組み合わせならば、苦しいほど腹いっぱいにならないし、消化も早い。そして、最低限の栄養摂取もできます。もちろん、筋肉作りのためには、もっとたくさんの栄養が必要です。あくまでも、夜中で食べる時間がない時の対策。夜中によく頑張ったというご褒美感を出すことができる点も、心にとっていいのかもしれないですね。

 また、夏場の暑い日にトレーニングして食欲が出ない日は、アイスを食べることがあります。私たちのトレーニングはエネルギー消費量も多いので、筋トレをした後に食べないと、筋肉の成長が見込めないどころか、痩せてしまうからです。

 今からの暑い時期は、甘いモノがとりあえずの補食としても便利。筋肉の成長のためには、筋トレ後、なるべく早くエネルギー補給をしたい。しかし、暑さや激しすぎるトレーニングのために食欲が失せた時は、とりあえずアイスや和菓子を食べてカロリーを摂り、しのぐ。これだけで、疲労回復や筋肉量の維持、増加に役立ちます。

 賢く選び、賢く食べれば、「ガマン」を強いることはなくなります。甘いモノも考えナシに食べるのでなく、あなたの体にとって有意義な食べ方を見つけてください。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

1 2

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集