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甘いモノも筋トレに生きる? トレーニングの燃料に変える、賢い選び方と食べ方を知れ

「THE ANSWER」の連載「骨格筋評論家・バズーカ岡田の『最強の筋肉ゼミ』」。現役ボディビルダーであり、「バズーカ岡田」の異名でメディアでも活躍する岡田隆氏(日体大准教授)が日本の男女の“ボディメイクの悩み”に熱くお答えする。12限目のお題は「甘い食べ物と筋トレの関係性」について。

筋トレには「アイスクリーム」より「氷菓」が賢い選び方
筋トレには「アイスクリーム」より「氷菓」が賢い選び方

連載「骨格筋評論家・バズーカ岡田の『最強の筋肉ゼミ』12限目」

「THE ANSWER」の連載「骨格筋評論家・バズーカ岡田の『最強の筋肉ゼミ』」。現役ボディビルダーであり、「バズーカ岡田」の異名でメディアでも活躍する岡田隆氏(日体大准教授)が日本の男女の“ボディメイクの悩み”に熱くお答えする。12限目のお題は「甘い食べ物と筋トレの関係性」について。

 ◇ ◇ ◇

 Q.アイスやスナック菓子がやめられません。甘いモノを筋トレに生かせる道はないのでしょうか?

 あります。甘いモノは選び方と食べるタイミング次第で、トレーニングの燃料になります。

 まず選び方ですが、体を絞っている時に避けたいのは、「高脂質・高糖質」の食品。この条件が揃うと太りやすいためです。アイスは乳成分の量によって種類が異なり、乳脂肪分が高い順から、「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」の4種類に分けられます。まず、乳脂肪分が最も高い「アイスクリーム」は選ばない方が賢明。次の「アイスミルク」も避けた方がいいでしょう。

 食べるなら、乳脂肪分ゼロの「氷菓」です。かき氷やアイスキャンディーの類ですね。糖質の含有量が高いだけであれば、すぐに筋トレで消費してしまえばいいので、食べても割りと問題ありません。

 一方、スナックを生かす道を探すのは、結構、難しい。何故なら多くのスナック菓子は「高脂質・高糖質」の条件を満たすからです。同じく、洋菓子全般も厳しい。甘いお菓子を食べるのであれば、脂質の少ない和菓子を選びましょう。

「絶対にケーキじゃないとダメなんです!」という方は……私もどう導いていいのか、わかりません(笑)。脂肪分もカロリーもかなりのっかっているので、食べたら相当、トレーニングを頑張るしかないですね。

 甘いものを食べるベストのタイミングは、筋トレの前後です。筋トレ前であれば、甘いものに含まれる糖質がガソリンになります。それを筋トレで使い切れば、筋肉を増やすことにつながる。終わった後に食べれば、トレーニングで使い切ったエネルギーを補充する役目を果たしてくれます。

 甘いモノ好きの人であれば、筋トレの前後に食べることが、キツいトレーニングの日の励みにもなります。筋トレの日に気持ちを奮い上げるものがない、頑張れる力が沸き上がらない時は、甘いモノを食べて「よっしゃ!」と気合いを入れる。そして1種目、あるいは1セット、トレーニングを増やし、食べた分を使い切ればいいのです。

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長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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