姿勢を正せば「腸活」につながる “体幹のプロ”が直伝、通勤中も実践できる2つのトレーニング

腹式呼吸で「筋肉のコルセット」を鍛える
さて、具体的な体幹トレーニングのやり方ですが、フルマラソンを目指すのか、ゴルフのスコアを伸ばしたいのか、体を強く見せたいのかなど、目標によって異なります。しかし、すべての方に共通してやってほしいのが腹式呼吸です。
腹式呼吸を行うと、横隔膜や腹横筋といった内臓を支えるインナーマッスルがしっかり動き、おなかを支える「筋肉のコルセット」が鍛えられます。すると体幹の安定感が増し、走る、ひねる、体を相手に寄せても体がブレません。
腹式呼吸はわざわざ時間を作らなくても、通勤時間中や仕事の休憩時間に手軽に実行できます。また、寝る直前に腹式呼吸をやると副交感神経の働きが高まり、腸の働きを促し、睡眠の質もよくなります。
普段、意識してやったことがない人は筋肉痛になるほど効くので、継続して取り組みましょう。
【HOW TO】
背筋を伸ばし、おなかを膨らませながら3秒で鼻から息を吸い、へこませながら3~5秒で口から息を吐ききる。その時、へその左右が硬くなればうまくできている。これを10回続ける。1日を通し、2、3セット行ってもいい。
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