いつの間にかついた背中のぜい肉どう落とす? “ながら”でできるエクササイズ法
「THE ANSWER」の連載「悩み解決! 滝沢ななえのカンタン家トレ!」。現役時代は“美しすぎるバレーボール選手”として注目を浴び、現在はパーソナルトレーナーを務める滝沢ななえさんが、誰でも、カンタンに、家でも仕事場でもできるトレーニング術を実践しながら指南する。
連載「悩み解決! 滝沢ななえのカンタン家トレ」Vol.5 背中に効くエクササイズの実践方法
「THE ANSWER」の連載「悩み解決! 滝沢ななえのカンタン家トレ!」。現役時代は“美しすぎるバレーボール選手”として注目を浴び、現在はパーソナルトレーナーを務める滝沢ななえさんが、誰でも、カンタンに、家でも仕事場でもできるトレーニング術を実践しながら指南する。
第5回のテーマは「背中に効くエクササイズ」。長年染みついた姿勢の影響で、いつの間にかついてしまった背中のぜい肉。まだまだ薄着の季節、背中ヤセに繋がる3つのエクササイズを伝授する。
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薄着の季節になると、多くの方が気になってくるパーツの一つが背中。よく「ダイエットをしたい」というお客さんのカウンセリング時やクライアントさんとのセッションの時も、「試着室で全身を鏡で見たら、背中がぜい肉で丸くなっていてビックリした」という話になります。
背中にぜい肉がついてしまう原因の一つは、長年染みついた、姿勢の影響です。
特によくみられるのは、腰や背中が丸くなり、肩が前に出た猫背姿勢。この姿勢が続くと、背中の筋肉は伸びきった状態が続き、なおかつガチガチに固まってしまいます。このときの筋肉の状態を例えるなら、両手でパーンッ!! と張って、カッチカチに凍らした濡れタオル。それが、背中全体にベターっと張り付いているイメージです。
そもそも背中って、ふだんから意識しづらいですよね。ジムに来ている方でも、毎日、自分の背中を観察する方ってほとんどいない、という印象。多くの人が、「背中の存在を忘れている」と感じます。
でも、背中の存在を忘れている=背中を使えていない、ということ。意識したり動かしたりしていないので、当然、血流が悪くなります。すると、コリが強くなり、体脂肪も溜まりやすくなって、気づいたら「背中にぜい肉がのっていた」状態になるのです。
ということで、今回のテーマは「使える背中になる」です。エクササイズは二つ。まずは繰り返し背中を刺激する動きで、長い間眠っている背中の筋肉を目覚めさせます。そして、背中の筋肉を意識して動かせるようになったところで、肩甲骨周りのエクササイズ。背中の血流を促し、老廃物や脂肪が溜まらないよう、流していきましょう。
先ほどお話ししたとおり、背中は自ら「意識しよう!」と心掛けないと、すぐに存在を忘れてしまう部位です。ですから、背中ヤセのいちばんのポイントは、できるだけマメに刺激すること。今回の動画では、仕事中にできるエクササイズも紹介しますので、ぜひ毎日、どこかのタイミングで背中を動かしてみてください。
背中が使えるようになると、ぜい肉が削げ落ちるのは勿論、姿勢がキレイになったり、首が長くみえたりと、見た目がまったく変わります。素敵に、そしてかっこよく見える、シュッとした背中を手に入れましょう!