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“コロナ太り”でアクセス急増 プロ推薦「家でできるトレーニング動画」の選び方

忙しい大人向けの健康術を指南する「THE ANSWER」の連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」。多くのアスリートを手掛けるフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏がビジネスパーソン向けの健康増進や体作りのアドバイスを送る。

プロが推薦するトレーニング動画の選び方とは【写真:写真AC】
プロが推薦するトレーニング動画の選び方とは【写真:写真AC】

連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」

 忙しい大人向けの健康術を指南する「THE ANSWER」の連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」。多くのアスリートを手掛けるフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏がビジネスパーソン向けの健康増進や体作りのアドバイスを送る。

 新型コロナウイルス感染拡大で在宅ワークが進み、“コロナ太り”が話題に。結果、動画サイトの「家でできるトレーニング動画」の需要が高まっているという。あらゆる動画があふれる中、どう選べばいいのか。中野さんがトレーナー目線で指南する。

 ◇ ◇ ◇

 今年に入り、自宅でできるトレーニング動画の数やアクセス数が急増したそうです。コロナ禍による在宅勤務の拡大やスポーツジムの一時休業による影響だと思われますが、動画サイトを見ながら体を動かすことが、一気に広まった感があります。

 私たちのトレーナーチームも、緊急事態宣言が発令された後、ホームワークアウトの動画配信をスタート。配信のきっかけとなったのは、クライアントや友人、SNSのフォロワーさんたちから数多く寄せられた「ジムに行けない間、どんな運動を続けていけばいいのか?」「コロナ禍でのリモートワークが始まってから運動不足で悩んでいる」という声です。「よし、体を動かそう!」というモチベーションが上がっていることを感じ、トレーナーとして、少しでもサポートしたいという想いからでした。

 これほど多くの方が運動不足を自覚し始めたことに驚く一方、「なんでもっと前に気づけなかったのかな」という気持ちも正直、あります(笑)。「コロナ禍以前はアクティブだったのに」と言われる方もいますが、フィジカルトレーナーの観点でいうと、多くの方はもともとが運動不足。「出勤」という日々の活動が一つなくなっただけで、太ったり健康状態が悪くなったりするほど、「ギリギリ(最低限)の運動量で生活していた」のです。

 今現在も、日常生活は戻りつつあるものの、まだまだ出社日数を段階的に増やしたり、遠出を控えたりしている方は多いと思います。しかも、これから暑くなり、外では運動したくないなあという人も増えてくるでしょう。そこで今回は、コロナ太り解消に選ぶならどんな動画がよいかについてのお話です。トレーニング動画が充実している今、利用しない手はありませんよ。

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中野ジェームズ修一

スポーツトレーナー

1971年、長野県生まれ。フィジカルトレーナー。米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)。日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナー。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、卓球・福原愛、バドミントン・藤井瑞希らの現役時代を支えたほか、プロランナー神野大地、トランポリン競技選手など、多くのトップアスリートから信頼を集める。2014年以降、青山学院大駅伝チームのフィジカル強化指導を担当。東京・神楽坂に自身が技術責任者を務める会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」がある。主な著書に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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