開会式で注目されたリパコワがSNS更新

　東京五輪の開会式でプリンセス風の衣装で話題となった陸上女子三段跳びロンドン五輪金メダリスト、オルガ・リパコワ（カザフスタン）。自身のインスタグラムで絶賛された衣装の製作舞台裏を公開している。

　7月23日の開会式で大きな注目を集めたリパコワ。プリンセス衣装の旗手として、SNS上は「綺麗すぎて好きになった」「まじでお姫様みたい」「同じ人間？」などと騒然となった。大会閉幕後、インスタグラムに10本の写真や動画を投稿。舞台裏を披露し、こう記している。

「私は世界中に、考えられないほどの短い期間で本当の芸術作品――旗手の衣装を作った魔法使いの名前をとても知ってほしいです。それは私にとってシンデレラのおとぎ話でのように文字通り、魔法使いの妖精になったヴィオレッタ・イワノワ氏です。すべての人がこの衣装に完全に魅了されていました、誰一人として無関心ではいられませんでした。誰一人としてそれに注意を払わないことはありませんでした。

　それは正しいものです、なぜならその衣装は完璧だからです。それは単純に物ではなく、魂が込められた衣装です。それぞれのディテール、それぞれの針目がインスピレーションや自分の仕事への愛、その職人芸や技能によって糸を通されています」

　などと振り返っている。リパコワ自身も納得いく仕上がりだったようで、製作者のイワノワ氏への感謝も示している。

　この投稿のコメント欄には「美しい。また日本に来てください」「あなたは単純に奇跡だ！　すべてにありがとう！　東京2020の女王だ！」「日本からあなたを愛している」「オリガ、私たちカザフスタン国民はあなたをとても高く評価する！　あなたは私たちの誇りだ!!　衣装は比類ないものだ!!」「なんてあなたは美しいのでしょう」などと母国や日本のファンからも反響が寄せられている。