表彰台でも涙のペコリ アイルランドの“お辞儀発案者”に海外識者「最後まで模範的」
東京五輪は8日に閉幕した。7月23日の開会式では、アイルランド選手団が入場の際にお辞儀を披露。ツイッター上で話題となったが、発案者の女子ボクシング金メダリストは、表彰台でも涙ながらに深々とお辞儀した。同国メディアの特派員は「最後まで彼女は模範的だった」と伝えている。
東京五輪・女子ボクシング金のアイルランド選手に再び脚光
東京五輪は8日に閉幕した。7月23日の開会式では、アイルランド選手団が入場の際にお辞儀を披露。ツイッター上で話題となったが、発案者の女子ボクシング金メダリストは、表彰台でも涙ながらに深々とお辞儀した。同国メディアの特派員は「最後まで彼女は模範的だった」と伝えている。
最後まで、一礼を忘れなかった。8日のボクシング女子ライト級決勝で金メダルを獲得したケリー・ハリントン。表彰台に上がるときだ。涙を流しながら、右手を上げて周囲に応える。すると、左手を胸にあて、深々とお辞儀したのだった。リングを降りた後も、写真撮影に応じ、最後は深々とペコリ。礼儀正しかった。
今大会の開会式で、アイルランド代表団が入場時に揃ってお辞儀をしていたが、同国メディア「ヴァージン・メディア・ニュース」の特派員、リチャード・チェンバーズ氏はツイッターで「ケリー・ハリントンは五輪開会式でお辞儀を提案していた」と発案者がハリントンであったことを紹介。五輪最終日だったこの日もお辞儀したことについて「最初から最後まで彼女は模範的だった」とも記載している。
(THE ANSWER編集部)