体操女王バイルズ、跳馬&平行棒決勝も辞退 団体&個人総合に続き、米協会発表
東京五輪の体操女子では、2016年リオ五輪女子4冠のシモーネ・バイルズ(米国)が、1日に予定していた跳馬と段違い平行棒の種目別決勝も辞退すると米体操協会が発表した。27日の女子団体決勝の2種目目以降と30日の個人総合決勝もメンタルヘルスの不調を理由に棄権していた。
バイルズが種目別決勝2種目も出場せず、床と平均台は検討中
東京五輪の体操女子では、2016年リオ五輪女子4冠のシモーネ・バイルズ(米国)が、1日に予定していた跳馬と段違い平行棒の種目別決勝も辞退すると米体操協会が発表した。27日の女子団体決勝の2種目目以降と30日の個人総合決勝もメンタルヘルスの不調を理由に棄権していた。
同協会は公式ツイッターを更新した。文面で「医療スタッフと協議した結果、シモーネ・バイルズは跳馬と段違い平行棒の決勝からも辞退することを決断した。彼女は、床と平均台の決勝に出場するかどうか、引き続き検討し続けます」と説明。「予選で4番目の得点を記録したミカイラ・スキナーが、予選で2番目の得点だったジェード・キャリーとともに米国代表として出場します」としている。
バイルズは団体決勝、個人総合も「心の健康」を理由に棄権。同協会は「この状況に勇気と気品を持って対処しているシモーネと、これらの予期しない状況下に自ら進んで立ち向かうアスリートたちに畏敬の念を持ちます」とつづっている。
(THE ANSWER編集部)