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上野由岐子、4717日ぶり五輪で好投 豪州団体も脱帽「なぜ世界最高の1人なのか示した」

東京五輪は21日、全競技に先だってソフトボールが福島・あづま球場で行われた。日本はオーストラリアに8-1でコールド勝ち。今大会の日本勢一番星となった。先発の上野由岐子投手(ビックカメラ高崎)は5回途中1失点で、金メダルを獲得した08年の北京五輪決勝以来、4717日ぶりの五輪勝利を手にした。ベテランの投球には、豪州競技団体も「なぜ世界最高の1人なのか示した」と脱帽している。

5回途中1失点と好投した上野由岐子【写真:AP】
5回途中1失点と好投した上野由岐子【写真:AP】

ソフトボール初戦、金メダル獲得の北京五輪以来の勝利

 東京五輪は21日、全競技に先だってソフトボールが福島・あづま球場で行われた。日本はオーストラリアに8-1でコールド勝ち。今大会の日本勢一番星となった。先発の上野由岐子投手(ビックカメラ高崎)は5回途中1失点で、金メダルを獲得した08年の北京五輪決勝以来、4717日ぶりの五輪勝利を手にした。ベテランの投球には、豪州競技団体も「なぜ世界最高の1人なのか示した」と脱帽している。

 上野が13年ぶりの五輪マウンドで躍動した。初回、押し出し死球で先取点を与えるが、2回以降は落ち着いた投球を披露。3回からは2イニングで5つの三振を奪うなど、38歳のベテランが大舞台で役割を果たした。

 堂々の投球を、オーストラリアのソフトボール競技を統括する団体「ソフトボール・オーストラリア」も称えた。公式ツイッターが試合中に投稿。「日本の投手、ユキコ・ウエノに脱帽。この回(4回)をしっかり締め、彼女がなぜ世界最高の1人なのか示した。まだまだ続く」とつづった。

 ソフトボールは6チームが1回戦総当たりの1次リーグを戦い、上位2チームが27日に横浜スタジアムで開催される決勝に進出する。

(THE ANSWER編集部)

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