NZが世界1位アイルランド撃破で4強進出! V候補対決で28-24の死闘、準決勝でアルゼンチンと激突【ラグビーW杯】
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は14日(日本時間15日)、準々決勝第2試合で史上最多4度目の優勝を目指すニュージーランドが世界ランク1位アイルランドを28-24で下し、4強進出。同第1試合でウェールズを29-17で下したアルゼンチンと20日(同21日)の準決勝で対戦することが決まった。
準々決勝・ニュージーランド―アイルランド戦
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は14日(日本時間15日)、準々決勝第2試合で史上最多4度目の優勝を目指すニュージーランドが世界ランク1位アイルランドを28-24で下し、4強進出。同第1試合でウェールズを29-17で下したアルゼンチンと20日(同21日)の準決勝で対戦することが決まった。
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ニュージーランドが伝統のハカを披露し、アイルランドが同国のレジェンド、故アンソニー・フォーリーを偲んだ「8」の字の陣形で対抗するという印象的なシーンから始まった試合。主導権を握ったのはニュージーランドだった。
前半8、14分にペナルティゴールで6点を先行すると、同19分にはレスター・ファインガアヌクのトライで13-0まで突き放した。しかし、互いにトライを1つずつ奪い合うなどして18-10で迎えた同37分にアーロン・スミスがシンビンで10分間退場。直後にアイルランドのジャミソン・ギブソンパークにトライを奪われ、18-17という接戦で前半を折り返した。
後半の立ち上がりは拮抗した展開だったが、同14分にニュージーランドのウィル・ジョーダンがトライを決めて25-17と突き放した。同24分にコディー・テーラーがシンビンとなり、ペナルティトライで25-24の1点差まで詰め寄られた。しかし、同29分のジョーディー・バレットのPGで辛くも逃げ切った。終了間際は再三、ゴールライン間際に攻め込まれたが、凌ぎ切った。
アイルランドは過去7度準々決勝止まり。“8度目の正直”で4強進出を狙ったが、今大会も厚い壁に阻まれた。
(THE ANSWER編集部)