ラグビーW杯、きょう日本は運命のアルゼンチン戦

　ラグビーワールドカップ（W杯）フランス大会は8日、プールD最終戦が行われる。世界ランク12位の日本代表は、同9位アルゼンチンと対戦。2019年日本大会に続く2大会連続の決勝トーナメント（T）進出への条件をおさらい。勝てば文句なし、引き分けでも条件次第で突破となる。

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　日本とアルゼンチンは今大会、ここまでともに2勝1敗。サモア、チリに勝利し、イングランドに敗れている。プール5チームのうち、上位2チームが決勝T進出。既にイングランドが8強入りを決めており、現在勝ち点9で並んでいる日本とアルゼンチンのうち、勝った方が決勝T進出となる。一方で、引き分けの場合はボーナスポイントなどにより判断されることになる。

　4トライ以上を決めれば、ボーナスポイントで勝ち点が「1」追加される。そのため、引き分けでも日本が4トライ以上を決め、アルゼンチンが3トライ以下なら、日本が8強入りとなる。逆にアルゼンチンにのみボーナスポイントがつく場合は、日本は敗退となる。

　ボーナスポイントも同じ場合、直接対決の勝者、得失点差、総得点、トライ数、世界ランキングの順で判断される。得失点差は現在アルゼンチンが＋46、日本が＋14で、引き分けであればこの数字は変わらないため、アルゼンチンが決勝T進出。日本は敗退となる。

　日本はFLリーチ・マイケル、NO8姫野和樹らがスタメン。SHは流大がリザーブからも外れ、斎藤直人が先発する。山中亮平は今大会初めてのリザーブ入り。運命の一戦は日本時間20時開始予定。