日本スポーツ史伝説のシーンをもう一度 53.7%最高視聴率男・山中亮平が狙う8強への最終プレー
求めていた刺激的な日々「メンバーに入って凄くワクワク」
W杯特有の重圧を受けながら過ごす日々。そんな刺激的な時間を求めていた。稲垣啓太がミーティングで「刀を抜いた時はやるかやられるか。そこでしっかり刀を振って、相手を倒しに行こう」と投げかけたことは強く響いている。
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「ガッキーが言ったことはその通り。勝つか負けるか。なかなかできない経験。今のチームはW杯を経験している選手が多いし、その中で若い選手もいてバランスが取れている。それが2019年よりチームがよくなっている部分。プレッシャーの中、どう明日の試合をやり切るか。そういう経験は若い選手にとっても今後のラグビー人生に生きる。そこ(での戦い方)を若い選手にも見せて体現したい」
過去の直接対決1勝5敗の日本は1998年以来25年ぶりの勝利に加え、海外開催初&2大会連続の決勝T進出が期待される。この日は現地時間午前10時45分頃から冒頭20分のみ練習を公開。地元のラグビー少年、少女と交流した後、全員でのウォーミングアップ、2チームに分かれてのパス、キックを用いたミニゲームで調整した。山中も積極的にプレーに参加。本番モードに入ってきた。
会見に同席したリーチ・マイケルはこの日が35歳の誕生日。同学年として長年苦楽を共にした山中は、プレゼントについて「チームとして明日しっかり勝つこと。個人的に何かできれば。いつになるかわからないけど」と笑った。
「メンバーに入って凄くワクワクしているし、自分の全てを出し切りたい。今は凄く楽しいし、早く試合がしたい」
格上撃破は何度も経験済み。今回も道筋は見えている。
(THE ANSWER編集部)