姫野和樹「日本中でONE TEAMに」 VSアルゼンチン最終決戦へ国民に要望「それが死闘を制する鍵」【ラグビーW杯】
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会に出場中の日本代表は6日、8日の1次リーグ最終戦(ナント)となるアルゼンチン戦の登録メンバー23人を発表した。勝った方が決勝トーナメント(T)に進出する大一番。NO8姫野和樹ら主力メンバーが先発に名を連ね、追加招集の山中亮平が今大会初めてリザーブ入りした。この日は午後3時40分から20分ほど練習を公開。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)、主将の姫野らが会見に応じた。
ラグビーW杯
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会に出場中の日本代表は6日、8日の1次リーグ最終戦(ナント)となるアルゼンチン戦の登録メンバー23人を発表した。勝った方が決勝トーナメント(T)に進出する大一番。NO8姫野和樹ら主力メンバーが先発に名を連ね、追加招集の山中亮平が今大会初めてリザーブ入りした。この日は午後3時40分から20分ほど練習を公開。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)、主将の姫野らが会見に応じた。
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FW8人に変更はなし。前回のサモア戦を右ふくらはぎの負傷で急遽欠場したSH流大は、ここまで別メニューで調整していたが、メンバー外に。前戦に続いて齋藤直人が先発、代表初キャップを獲得した福田健太がリザーブ入りした。齋藤は持ち味の素早く正確なパスを発揮し、日本らしい速いアタックの起点となっていた。
さらにWTBはジョネ・ナイカブラに代わり、3戦ともメンバー外だったシオサイア・フィフィタが先発で今大会初出場。リザーブでは、第2戦でのFBセミシ・マシレワの負傷離脱によって追加招集されたベテランの山中が李承信と、下川甲嗣がサウマキ・アマナキと入れ替わった。ナイカブラはリザーブに回り、長田智希がメンバーから外れた。
姫野は「凄くフィジカルなゲームになる。ただ、ここ数試合フィジカルゲームをこなして自信がある。何をしてくるかわかっていれば対策もしやすい。情熱的なラグビーに対して受けずに、流れを読んでやる必要がある。そこを抑えられれば自分たちのラグビーができる」と力を込め、こう続けた。
「日本でもゴールデンタイムで注目の一戦になると思います。その中でも自分の役割を100%遂行することしか考えていません。チーム全員が役割を遂行しなければならない。キャプテンだからって変わらないです。先発の15人、リザーブを含めて23人、メンバー外も全員がそれをすることが大事。
本当に大一番になる。その中で選手たちの背中を押す声援はファンの方々にいただきたいものです。選手にとって声援はパワーになる。日本代表だけではなく、日本中でONE TEAMになること。それが死闘を制する鍵になる。日本代表に大きい声援をお願いします」
プールDはここまで3戦全勝のイングランドの1位通過が確定済み。アルゼンチンと日本は2勝1敗の勝ち点9で並び、得失点差でアルゼンチンが2位、日本が3位につけた。最終戦は勝った方が8強入りする。過去の直接対決1勝5敗の日本は1998年以来25年ぶりの勝利に加え、海外開催初&2大会連続の決勝T進出が期待される。
07年大会3位、15年大会4位だったアルゼンチン。昨年3月から率いるマイケル・チェイカ・ヘッド コーチは、15年大会でオーストラリア代表を準優勝に導いた。就任後は敵地でニュージーランド、イングランドなど強豪国を次々と撃破。重厚なFWを誇り、今大会はメンバーを大幅に入れ替えながら主力を温存。日本戦は主将HOフリアン・モントジャ、SOサンティアゴ・カレーラス、キックが武器のWTBエミリアノ・ボフェリらベストメンバーを登録した。
(THE ANSWER編集部)