ラグビーW杯、日本―イングランド戦の客席で

　ラグビーワールドカップ（W杯）フランス大会は17日（日本時間18日）、世界ランク14位の日本がプールD第2戦で同6位イングランドと対戦。12-34で敗れ、今大会初黒星。4つのトライを許し、イングランド戦は通算11戦全敗となった。会場には日本サポーターも多く駆け付けていたが、大会公式では国際大会ではもはやお馴染みとなった日本人のゴミ拾いを動画で紹介。「試合後にスタンドを綺麗に」と注目していた。

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　強豪イングランドとの試合後、スタジアムの観客席でハチマキ姿の男性がしゃがみ込んだ。落ちていたゴミを拾ったようで、別の男性が持ってきた袋に詰め込んだ。既にゴミでパンパンだ。

　ラグビー以外の国際大会でもたびたび注目を集め、海外メディアやファンから称賛を浴びていた日本人サポーターの善行。実際の映像を大会公式X（旧ツイッター）が「試合後にスタンドを綺麗にする日本のファンの皆さん」との文面とともに公開すると、日本のファンからは「ありがとう」「素晴らしい」「これが日本人」「いいことすれば巡って返ってくる」などと反響が集まっていた。

　日本は開幕2戦を終えて1勝1敗の勝ち点5。2大会連続の決勝トーナメント進出へ負けられない次戦は28日（同29日）同11位サモアと対戦する。