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リーチがオンライン会見 今こそ「ONE TEAM」呼び掛け「全員が責任持って行動を」

昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)で日本代表の主将を務めたリーチ・マイケル(東芝)がビデオ通話で取材に応じた。新型コロナウイルスの影響でトップリーグは、2月22、23日の第6節を最後に中断。そのまま再開できず残り試合が中止となり、リーグ不成立となった。

リーチ・マイケル【写真:Getty Images】
リーチ・マイケル【写真:Getty Images】

リーチがビデオ通話で取材対応「常に自分の行動を見直すことが大事」

 昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)で日本代表の主将を務めたリーチ・マイケル(東芝)がビデオ通話で取材に応じた。新型コロナウイルスの影響でトップリーグは、2月22、23日の第6節を最後に中断。そのまま再開できず残り試合が中止となり、リーグ不成立となった。

「W杯が終わってトップリーグも盛り上がってるなかでコロナの影響でラグビーできなくて、選手だけじゃなくファンも残念がっている。東芝も調子が良くて優勝に向かって準備していたので残念。でも命が一番大事。感染拡大しないように正しい判断をしたと思う。ファンと選手はもう少しやりたがっていたけど、今のシーズンは我慢して来年に向かってやっていきたい」

 こう心境を語ったリーチ。現在の東芝の共有ジムは閉鎖中。トレーニングは自宅でできることをやっており「今、縄跳びにハマっています。YouTubeを見てどうすればいいか勉強している。娘も一緒にハマっています」と明かした。ダンベルで上半身のトレーニングもしているという。

 昨秋のW杯で一大ブームを巻き起こしたラグビー。代表スローガン「ONE TEAM」は流行語になった。今こそ求められる状況。生みの親のリーチは「ONE TEAM」の意味を改めて説明した。

「ONE TEAMで大事なのは、一人ひとりが責任を持ってやること。トップに従ってそれをやればONE TEAMになる。今は小池知事も東京で外出制限を呼び掛けているし、一人ひとりが意識して行動すれば感染拡大を防げると思う」

 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。乗り越えるために必要な行動を挙げた。

「常に自分の行動を見直すこと。一週間でレビューしたり、一日ごとにしたり。そうやって考えて行動することが大事。慣れてきて、ニュースを見なくなって油断したところが危ない。だから、毎日自分の行動を見直すことが大事。僕も毎日やっている。難しいけど、人がいるところに行かない。クラスターを作らないことが大事」

 早期の終息を願うリーチ。今季は不成立となったが、来季を見据えて行動し、全員でONE TEAMになることを呼び掛けた。

(THE ANSWER編集部)

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