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【第4節名場面】トヨタ自動車、開始10秒の“電撃キックオフトライ”に会場どよめき

ラグビーのトップリーグ(TL)は第4節8試合が1日、2日に行われ、今節も数々の名場面が生まれた。そんな中から、今回はトヨタ自動車の一戦をピックアップ。1日にHondaを58-29で下して2連勝を飾った一戦、後半開始わずか10秒でWTBヘンリー・ジェイミーが“キックオフトライ”を決めた。

ヘンリー・ジェイミー【写真:Getty Images】
ヘンリー・ジェイミー【写真:Getty Images】

ジェイミーはNZ出身で2016年に日本に帰化、今季4試合7トライと好調

 ラグビーのトップリーグ(TL)は第4節8試合が1日、2日に行われ、今節も数々の名場面が生まれた。そんな中から、今回はトヨタ自動車の一戦をピックアップ。1日にHondaを58-29で下して2連勝を飾った一戦、後半開始わずか10秒でWTBヘンリー・ジェイミーが“キックオフトライ”を決めた。

 一瞬の出来事だった。17-8とリードして迎えたトヨタ自動車。後半開始のキックオフで蹴り上げたボールを、敵陣22メートルライン手前で相手がキャッチミス。前に落としたところをジェイミーがすかさず拾い上げると、そのままぐんぐん加速した。左サイドを駆け上がり、左手一本で楽々トライをゲット。味方に投げキスをするなど、電光石火の一撃に笑顔で喜んだ。開始わずか10秒の“キックオフトライ”で、パロマ瑞穂は歓声とどよめきに包まれた。

 勢いに乗ったジェイミーは後半9分にもトライ。後半31分には相手のパスに飛びついてインターセプトし、LOジェイソン・ジェンキンスのトライをアシストするなど躍動した。ハットトリックのかかった後半40分には、自身がトライを決められる状況の中で、最後はCTBバティリアイ・ツイドラキにパスし、今季初トライをプレゼントした。

 ニュージーランド出身で2016年に日本に帰化。日本代表キャップ経験もある男は、今季は4試合で7トライをマークするなど、好調をキープしている。同僚で昨秋のW杯日本代表NO8姫野和樹が注目されるが、負けない存在感を放った。

(THE ANSWER編集部)

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