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史上最多3万7050人熱狂! パナソニックが開幕2連勝、福岡堅樹が“15人制有終トライ”

ラグビーのトップリーグ第2節は18日、豊田スタジアムでトヨタ自動車―パナソニックが行われ、ラグビーワールドカップ(W杯)日本代表6人を擁するパナソニックが40-20で開幕2連勝を飾った。観衆は3万7050人で、2018年9月1日のトヨタ自動車―サントリー(豊田スタジアム)の3万1332人を超え、トップリーグ史上最多入場者数を記録した。

パナソニックの福岡堅樹【写真:小倉元司】
パナソニックの福岡堅樹【写真:小倉元司】

トヨタ自動車とパナソニックの注目対決、スタンドは超満員

 ラグビーのトップリーグ第2節は18日、豊田スタジアムでトヨタ自動車―パナソニックが行われ、ラグビーワールドカップ(W杯)日本代表6人を擁するパナソニックが40-20で開幕2連勝を飾った。観衆は3万7050人で、2018年9月1日のトヨタ自動車―サントリー(豊田スタジアム)の3万1332人を超え、トップリーグ史上最多入場者数を記録した。

 W杯日本大会を沸かせた国内外のスターが集まるとあって、4万5000人収容のスタジアムの客席がほぼ埋まった。地元・トヨタ自動車はW杯でジャッカルで一躍脚光を浴びた日本代表、姫野和樹が主将を務め、オールブラックスのキャプテンだったNO8キアラン・リード、優勝した南アフリカのFBウィリー・ルルーらがスタメンに名を連ねた。

 一方のパナソニックも男子7人制代表に合流するため、この試合が今季の15人制ラストマッチとなる可能性が高い福岡堅樹らリザーブを含めて計6人の日本代表が並び、会場は試合前から異様な熱気に包まれていた。

 試合は開始2分、CTBダミアン・デアリエンディのトライでパナソニックが先制。コンバージョンも決まって7-0とリードを奪った。

 初戦を落とし地元で負けられないトヨタ自動車も反撃。18分には右サイドに展開し、最後はCTB岡田優輝がトライ。5-7と2点差に迫ると、26分にはSOライオネル・クロニエがペナルティーゴール(PG)を決めて8-7と逆転に成功した。さらに攻撃の手を緩めないトヨタ自動車はその2分後にターンオーバーからルルーがトライし13-7と突き話し前半を折り返した。

 後半11分にパナソニックはSO山沢拓也が中央にトライ。ゴールも決まって14-13と逆転。しかし地元の声援を受けるトヨタ自動車が14分にWTB小原政佑のトライで再逆転。白熱の攻防が繰り広げられる。

 後半22分にはパナソニックのCTBディラン・ライリーがトライ。コンバージョンも決まって21-20と再び逆転する。そして31分にはついに福岡に見せ場が。自慢の快足を生かして一気にゲインし、パスをつなぐと最後はWTB竹山晃暉がトライ。コンバージョンも決まって28-20とリードを広げた。

 さらに37分には相手のパスの乱れに乗じてボールを奪った福岡が中央にトライ。試合を決定づけた。さらに終了間際にはワンカイナベテがトライを決め40-20とした。

 最後までトヨタ自動車の反撃を封じ切ったパナソニックは開幕2連勝。一方のトヨタは地元で痛い敗戦を喫し、2連敗となった。

(THE ANSWER編集部)

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